今回の話題は、
「お守りの壊れた時の意味について」
「お守りの壊れた時、縁結びはどうなるのか?」
「お守りの壊れた時、返納すべきなのか?」
「お守りの壊れた時、直すのはダメなのか?」です。
それぞれのどのような見解があるかをまとめてあります。
■ お守りの壊れた時の意味は? 縁結びはどうなる?
神社やお寺で授かったお守りが壊れた時には、どのような意味があるのか?
多くの人は不吉なことが起きるのではないかと考えてしまいます。
「どうってことないよ」などと、平穏な気持ちではいられないのではないでしょうか。
昔からの言い伝えで「鼻緒が切れると縁起が悪い」というお話があります。
これは、亡くなった方を埋葬する時に履いていた
「死者を埋めた土を踏んだ草履」で帰ることは穢れ(けがれ)につながると
考えられていたからです。
それで、その場で鼻緒を切って置いてきたと言われています。
これを連想する人が多いのかもしれません。
しかし、毎年新しいお守りを授かって大事にしている人たちは
「お守りは、降りかかるはずだった害悪を身代わりしてくれるもの」と考えます。
ある人は、お守りが壊れた時のアドバイスとして
「まず、するべきことは感謝です」とおっしゃっています。
同じような例として、
「パワーストーンが切れた」
「数珠が切れた」場合のお話もあります。
パワーストーンが切れた場合は、
「願いが叶う時が来た」
「悪いことから守って身代わりになってくれた」
と考えるようです。
数珠が切れた場合は、
「不吉なことが起きる前兆」とする考え方もあれば、
「悪縁が切れた」とする考え方もあります。
お守りの話に戻すと、縁結びのお守りが壊れた場合、
紐が切れた場合は、「悪縁が切れた」と考えて、
そのあとに良縁に恵まれるとするようです。
■ お守りの壊れた時は返納すべき?直すのはダメ?
お守りの壊れた時は、そのまま処分しないほうが良いです。
授かった神社の「古神札納め所」にて返納するか、
「お焚き上げ」をしてもらうかのどちらかにしましょう。
必要であれば、新しいお守りを授かってください。
直すのはダメ? 修理しても良い?と悩む人も多いですね。
これは布の袋のお守りではなく、
キーホルダータイプや鈴などの飾りがついたお守りがあるからだと思われます。
修理してはいけないという絶対的な基準はないですね。
また、パワーストーンの話になります。
パワーストーンのブレスレッドはゴムが切れやすいこともあって、
お店でも修理してもらえます。
また、自分で修理をする方法もよく紹介されています。
比較ということでは、
海外のお守りを買ってきて場合はどうなのか?とも考えたくなります。
日本の神社、あるいはお寺で授かったお守りだけは特別だとかんがえるかどうかは
信仰の領域になります。
キーホルダータイプや鈴などの飾りがついたお守りを修理して使いたいなら、
自分が納得できるようにキレイに直すのをダメとは言い切れないですね。
飾り物を修復するのは簡単ではないので、
余計に壊してしまわないように注意したほうが良さそうです。
■ まとめ
お守りが壊れた時は、自分の身代わりになってくれたことに感謝をしましょう。そして古いお守りと同じように、授かった神社に返納するか、お焚きあげをしてもらうか、どちらかにしましょう。