余命10年の映画がひどい?つまらないし面白くないのは気まずいシーンが多いから?

映画「余命10年」は22年3月4日に公開された映画で、原作は小坂流加さんの同名小説です。

主演は小松菜奈さんと坂口健太郎さんで

公開から60日間で累計観客動員数は2,250,811人突破し、累計興行収入は2,870,904,580円を記録。

2022年公開の邦画実写の中で、興行収入No.1となった映画ですが

ひどい、つまらない、おもしろくない、という声があります。

なぜなのでしょうか。

 

このページでは、

  • 映画「余命10年」はひどいのか?
  • つまらないしおもしろくない映画なのか

 

調べてみました。

以下ネタバレを含みます。

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余命10年映画あらすじ

映画余命10年は、小松菜奈演じる高林茉莉(たかばやし まつり)が、20歳の時に数万人に一人しか発症しない難病にかかり、その病気にかかった人で10年以上生きた人はほとんどいないと知らせれます。

長い入院生活から自宅療養となるも、社会人生活もままなりません。

そんな時、中学の同窓会があり坂口健太郎演じる真部和人(まなべ かずと)と再会します。

跡取り息子だが上京し、目標もなく暮らしていた和人は自殺未遂をしますが茉莉と出会い人生を見つめ直していきやがて二人は惹かれ合っていきますが・・・

 

映画余命10年がひどいと言われる理由

映画余命10年は、小坂流加さんの同名小説が原作です。

原作の小説は2007年6月15日に刊行、2017年には小坂流加さんが当初避けていたという

闘病シーンなどを加筆・修正されました。

 

 

映画余命10年の藤井道人監督は、

「普段見落としがちな四季折々の自然の変化や、主人公・茉莉と和人が過ごした日々は、まるで小坂さんが生きている時に思い描いていた『夢』だったようにも感じました。僕は、この作品を直感的に映画として残したいと強く思いました」と語っています。

 

そんな映画「余命10年」ですが

「ひどい」、「つまらない」、「おもしろくない」と言われる理由はなぜなのでしょうか。

 

原作と変えすぎて面白くない

原作がすごくよくて、映画になる、小松菜奈さん主演で嬉しく思って見てみたら何とまあ全く違うストーリーになっていた。所々原作に寄せてはいるが、ここまで生い立ちを変える必要性はどこにあるのかって憤りさえ感じる。ほんとにこの映画は良い俳優さんも使っていながら男の方をちゃんと描いていないから見ていて苛立つ。
亡き原作者に捧ぐってここまで改ざんされたら冒涜じゃないですか?

引用:https://eiga.com/movie/95553/review/02916314/

 

見る価値がない。
原作通りに作品を作ればいい映画になったのに、変に設定をいじったせいで、ありふれた恋愛作品になってしまっている。
作者の伝えたいことが設定をいじったせいで、伝わらなくなっている。

引用:https://eiga.com/movie/95553/review/02850141/

 

ありきたりな恋愛ものでつまらない

薄いしベタ
映画ならではの小説では味わえないようなものが無かった。
ドキュメントにするならもっと患者ならではの医療的な視点も入れてって感じ、ラブコメと病気系が中途半端に混ざってる

引用:https://eiga.com/movie/95553/review/02791857/

 

 

感情はすべてセリフで説明され、脇役はステレオタイプ。全編似た感じで綴られてゆくので、なかなか映画がドライブしないように感じた。とくに新鮮な驚きなどはなく、終始、単調あるいは演歌調だったが、ただ坂口健太郎の演技は実に緻密で素晴らしかった。

引用:https://eiga.com/movie/95553/review/02761355/

 

予告には惹かれるものがあったけど、本編はベタすぎて冷めた気持ちで観てしまった。
ストーリーも役柄も漫画の理想像を詰め込んだような映画。

引用:https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%BD%99%E5%91%BD10%E5%B9%B4%20%E6%98%A0%E7%94%BB

気まずいシーンが多い?

ネットで気まずいシーンというワードがありますが

個人的には、特に気まずいシーンはなかったかな、という印象です。

キスシーンや小松菜奈ちゃんの下着姿が少し出てきますが

「気まずい」というほどではないと思います。

 

これについては、「彼氏、彼女未満」の人と映画を観に行く人や

親と観に行くけど、気まずいシーンがないか心配している人からの声が多かったように思います。

 

映画余命10年の評価・口コミ

ツイッター(X)から映画「余命10年」の口コミや評価を集めてみました。

 

 

まとめ

今回は、

余命10年の映画がひどい?つまらないし面白くないのは気まずいシーンが多いから?

について調べてみました。

 

原作ものの映画は、賛否両論出てしまうことが多いですよね。

原作と設定が違うため、原作ファンで映画を期待していた人たちにとってはひどい!という声も上がっているようです。

映画余命10年は、原作の2017年に加筆された部分に大きく寄り添っているように感じました。

小坂流加さんは、2017年に加筆修正を加えたあと病状が悪化し、書籍化を待たずに亡くなられたそうです。

 

小説も映画もとても素敵な作品なので両方手にとって見るといいかもしれません。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!