今回の話題は、みょうがの栽培です。
みょうがの栽培は手がかからないということで、
ベランダのプランター植えでも人気があるようです。
このページでは、「収穫した後の葉っぱや根の処理方法」と
「みょうがの栽培上手な育て方や手入れの仕方のコツ」では
「苗の植え付けから収穫までの流れ」をお伝えします。
■ みょうがを収穫した後の葉っぱや根の処理方法
みょうがを収穫した後は、葉っぱが枯れるまでそのままにしておいて大丈夫です。
みょうがは、葉っぱが黄色くなるまでは地下茎に養分を貯えている時期だからです。
葉っぱや茎が黄色くなったら、みょうがは引き抜くのではなく、根元から刈り取ります。
寒い地域の場合は、春になるまで放置しておいても良いそうです。
そのままにしておいたほうが、みょうがにとっては寒さ対策になるとのことです。
春になって、霜が降りなくなってから、引き抜かずに根元から刈り取ります。
■ みょうがの栽培上手な育て方や手入れの仕方のコツ
みょうがの栽培のポイントは乾燥対策です。
プランター植えする場合も、地植えする場合も、
土が乾いてしまわないように注意しましょう。
プランター植えする場合の準備
- プランターは、深さ30cm以上のものを用意します。
- 土は、市販されているものを準備。
「野菜用の培養土」に「完熟堆肥」を2割ほど加えられたもの。
地植えする場合の準備
- 地植えする場合は、事前に土を耕します。
- みょうがの苗を植え付ける1週間前から準備。
土を耕して、完熟堆肥や腐葉土を2~3割混ぜておきます。
直射日光に注意
みょうがを栽培する場所は、直射日光の当たるところは向いていません。
土が乾燥しないように、日陰で育てるほうが良いそうです。
植え付けの深さと間隔
みょうがの苗を植え付ける時の深さは、7~8cm程度。
間隔は、15cm~20cm程度。
芽が上を向くように植え付けます。
水やりについて
みょうがは乾燥に弱く、多湿を好むので、水やりは欠かせません。
毎日たっぷりと水やりをします。
みょうがの栽培期間と収穫時期
植え付けは、2月中旬~3月中旬頃。
収穫時期は、7月~9月。
2年目からは、6月から収穫できます。
寒冷地の場合
植え付けは、4月。
収穫時期は、9月~10月。
2年目からは、7月中旬あたりから収穫できます。
2年目と3年目には、たくさん収穫できるそうです。
4年目の収穫が終わったら、植え替えをしたほうが良いというアドバイスもあります。
■ まとめ
プランター植えする場合は、深さ30cm以上のプランターを用意します。
苗を植える時は、15cm~20cmほど間隔を空けます。
成長が良いので、密集させないようにします。
みょうがを育てることで注意することは、乾燥対策です。
直射日光を避けること、水やりを欠かさないことがポイントです。
収穫した後は、葉っぱが枯れるまではそのままにしておいて大丈夫です。
葉っぱが黄色くなったら、根っこを引っこ抜かずに、根元から刈り取りましょう。
寒い地域の場合は、春まで放置しておいたほうが冬の霜対策になるそうですよ。
根元から刈り取るのは春先になってから行えば良いそうです。