今回の話題は、梅干しの賞味期限切れです。
市販の梅干しと手作りの梅干しの賞味期限と
保存方法について調べてみました。
このページでは、
「梅干しの賞味期限切れは?冷蔵庫の保存や開封後の場合について」と
「手作りの梅干しは常温保存で1年から2年は大丈夫?」をお伝えします。
■ 梅干しの賞味期限切れは?冷蔵庫の保存や開封後の場合について
昔ながらの梅干しは、本来は何年経過しても食べられる保存食です。
塩分18%以上で漬け込まれた梅干しには賞味期限がありません。
近年の梅干しについては、減塩タイプとなっており、
塩分は10%ほどになっています。
また、はちみつ梅干しは塩分8%、昆布梅干しは塩分8%、
フルーツ梅干しは塩分6%のようになっており、
合成保存料も一切使用されていないことから、
商品ごとに適切な賞味期限が設定されています。
保存方法については、ほとんどのメーカーで
『開封前・開封後共に必ず冷蔵庫で保管し、
なるべくお早めにお召し上がりください。』
などの表示があります。
例えば、あるメーカーの梅干しの賞味期限は
製造後180日(6か月間)に設定されていました。
メーカーのサイトの説明としては、
『最後の一粒まで梅干をおいしく召し上がって
いただくための期間として設けております。』や
『 期限が過ぎたからといって食べれなくなるということはございませんが、
美味しくお召し上がりいただくために、
出来るだけ冷蔵庫で保存していただき、
なるべくお早めにお召し上がりください。』とありました。
■ 手作りの梅干しは常温保存で1年から2年は大丈夫?
手作りの梅干しには、
「塩漬け」や「土用干し」という手順があります。
土用干しが終わった梅は、そのままでも食べることができます。
さらにおいしく食べるには、冷暗所で熟成させます。
そのまま、容器に入れて保存する人もいれば、
少しだけしっとりさせたい場合は土用干しをした梅を
梅酢に軽くくぐらせてから容器に移して保存する人もいます。
また、好みによって梅酢の瓶に戻して保存する人もいます。
保存方法によっての味の違いを確認したい場合は、
土用干し後に3通りに分けて保存してみる手もあります。
保存するときには、フタに年度と梅の品種、
分量、塩分の濃さなどを書いたラベルを貼っておくと安心です。
保存し始めて1か月くらいは、
こまめにカビが生えていないかなどのチェックをしましょう。
梅干し作りの時期的に、1か月何も異常がなければ、
その後は気温や湿気も下がるので大丈夫です。
塩だけを使った無添加製法で作った梅干しは、
冷暗所の保存で10年以上食べられるとも言われています。
現代の生活では、
それほどの量の梅干しを作ることはないので
1年くらいで全部食べてしまうだろうと思われます。
■ まとめ
今回は、梅干しの賞味期限切れについてお伝えしました。
昔ながらの梅干しは塩だけを使った無添加製法で作られています。
塩分は、18%以上で漬け込まれます。
こちらは、本来は何年経過しても食べられる保存食です。
近年の市販されている梅干しは、
塩分は10%ほどになっています。
また、はちみつ梅干しは塩分8%、昆布梅干しは塩分8%、
フルーツ梅干しは塩分6%のようになっており、
合成保存料も一切使用されていないことから、
商品ごとに適切な賞味期限が設定されています。