今回は、「てるてる坊主が逆さだと雨が降る」の意味と
「てるてる坊主が逆さにならない作り方」をお伝えしていきます。
目次
てるてる坊主の効果
てるてる坊主は、明日の空が晴れるように願掛けをするものです。
てるてる坊主を吊るせば運勢が変わるという風水のような考えがあるわけではありません。
「てるてる坊主」の歌詞を見ればわかるように、
「あした天気にしておくれ」と歌われています。
よく見ていくと、願いが叶った時のことも、叶わなかったことも歌われています。
最後は、ちょっと怖い歌詞になっていますけどね。
「てるてる坊主が逆さだと雨が降る」というのは全国共通です。
違うやり方があるわけでもなさそうです。
また「逆さてるてる坊主」の特別な発祥地があるわけでもなく
「考えることは、みな同じ」で広まったようです。
調べてみると、
「逆さてるてる坊主」の呼び名は「ふれふれ坊主」「あめあめ坊主」「るてるて坊主」
などがありました。
ほとんど、そのままの言葉通りですね。
逆さにならない作り方
てるてる坊主を逆さにすると雨が降るのを願うことになるなら、
てるてる坊主が逆さにならないよういにしたい。
そう考えるのが普通です。
ところが、その普通に思っている通りにならないことが多いのです。
ちゃんと作ったはずのてるてる坊主のバランスが悪くて逆さまになってしまうのです。
逆さまのてるてる坊主になるかどうかは、
吊るす糸をてるてる坊主のどこに巻くかによって決まります。
誰もがやっているのは、首に巻く作り方です。
でもこれが「逆さてるてる坊主」になる原因なのです。
頭の部分が重いと地面のほうを向いたように
「逆さてるてる坊主」になってしまいます。
厳密には、完全な逆さというよりは地面と平行になるか、
少し傾いた感じになります。
これでは、空が晴れそうにないですよね。
「逆さてるてる坊主」にしてしまわないポイントは、
吊るす糸は頭のてっぺんにつけることです。
それでは、
あらためて「てるてる坊主」が逆さにならない作り方の手順をまとめておきます。
手順 1 頭の中身を作る
頭の中身は、サランラップがおすすめです。
テイッシュだと圧縮されて、頭を大きくしようとすると重たくなるからです。
丸めたら、セロテープで形を整えてください。
手順 2 頭の中身をキッチンペーパーで包む
頭の中身をキッチンペーパーで包んで、てるてる坊主の形を作ります。
注意するポイントは、
顔は描かないというのが本来のてるてる坊主の作り方だというお話があることです。
他にも左目は願いが叶ったあとに描くという習慣もあります。
これは、だるまの祈願と同じような考え方です。
手順 3 輪ゴムとビニール紐で仕上げ
輪ゴムで首をまとめる前に、
吊るすためのビニール紐は首をまとめるところよりも下からはわせます。
ビニール紐ごと、輪ゴムで首をまとめます。
ビニール紐は頭のてっぺんまではわせて、てっぺんでセロテープを使って固定します。
ここが最大のポイントです。
てっぺんでセロテープを使って吊るすビニール紐を固定すれば、
てるてる坊主が逆さになりません。
まとめ
お子さんがてるてる坊主を作っている時、どうしても逆さになってしまう場合は、
お子さんに「逆さにならない作り方を教えてあげてください。
ポイントは、てるてる坊主の頭のてっぺんで吊るす紐を固定することです。