今回の話題は、出産祝いです。
「出産祝いのタイミング」で注意したいこと、
職場の同僚での「出産祝いの渡し方のマナー」を中心にお伝えします。
目次
■ 出産祝いのタイミング
風習での考え方
出産祝いのタイミングは、
「お七夜」から「お宮参り」までの間という考え方があります。
「お七夜(おしちや)」は、
赤ちゃんが生まれてから7日目の夜のことです。
お七夜には、生まれてきた赤ちゃんに命名して、
家族やお世話になった方たちでお祝いする風習があります。
「お宮参り」は、
その土地の守り神に赤ちゃんの誕生を報告して、
健やかな成長を願う行事です。
お宮参りは生後30日前後の天候の良い日に行われます。
男の子と女の子によっての違い、
寒い地域では暖かい季節になってからなど、
厳密には日程のズレはあります。
実際のところ
出産後、「お七夜」に間に合うようには退院できない場合があります。
お母さんと赤ちゃんの健康状態に配慮したほうが良いです。
また、お宮参りのころに
内祝い(出産祝いのお返し)の準備をするだろうとも
考えたいところです。
タイミングで注意すべきこと
出産予定を聞くと、うれしくなってしまうことがあります。
その気持のままに、すぐに出産祝いを贈りたくなることもあります。
タイミングで注意したいのは、
無事に出産するまでは何が起こるかわからないということです。
母子ともに健康な状態で出産できないこともあります。
出産を控えた夫婦の両親など、
身内であれば、ベビーベッドなどを準備することもあります。
しかし、職場の同僚などの間柄であれば、
出産前の贈りものは控えておくほうが良いです。
また、産後のお母さんには休養が必要です。
出産祝いを贈るタイミングは、産後2~3週間くらいが理想です。
出産を知ったのが遅い場合
職場関係の人なら、出産を知ったのが遅かったということはないと思います。
それでも、あとから知った場合は、
半年以内なら「出産祝い」として贈り物をしても大丈夫です。
それ以上、遅くなってしまった場合は、
赤ちゃんのお誕生日祝いに贈り物をしてあげてください。
■ 出産祝いの渡し方マナー
とにかく、「産後の母子の健康状態が良いかどうか」という気配りが必要です。
できるだけ訪問は控えて、産後のお母さんは休ませてあげましょう。
出産祝いの渡し方は、「相手の自宅に配送する」方法が好ましいです。
病院に訪問して、出産祝いの渡すのは控えましょう。
自宅に招かれた場合の最大のタブーは、喫煙です。
母子にとって良くないことは明らかです。
これは、絶対に守ってあげてください。
職場仲間数人で出産祝いを贈る場合
職場仲間で贈りたいものを相談したり、
出産したお相手にリクエストを聞いたりするのは自然なことです。
オムツやミルク、おしり拭きなどを贈り物にしたい場合は、
出産したお相手にメーカーやブランド、
どのタイプの商品が良いのかは確認したほうが良いです。
赤ちゃんに合わせて選んでいる場合があるからです。
贈る側の人数が多いときは、予算も多くなるので、
ちょっと高価なものを贈ることができる
「カタログギフト」から選んでもらうこともおすすめです。
■ まとめ
出産祝いを贈るタイミングは、産後2~3週間くらいが理想です。
産後のお母さんには休養が必要なので、
体調は気遣ってあげてください。
職場仲間で贈る場合は、
みんなの予算で1つにまとめて配送してもらえるほうが助かると思います。
個別にたくさん届くと、対応がたいへんですよね。