今回は、「水道水のカルキ抜き!沸騰させる時間は?」と
「水道水のカルキ抜き!金魚の飼育水作りについて」をお伝えしていきます。
■ 水道水のカルキ抜き!沸騰させる時間は?
水道水のカルキ抜きするのに、
沸騰させる場合の時間を調べてみると、
もっとも多いのは、10分間沸騰させてから、
さらに40分間かけてトリハロメタンを
除去しなけなければならないということでした。
どう考えても、蒸発するんじゃないのかな?
と思うくらい時間がかかり、
金魚のための水に使うには現実的ではないですよね。
水道水中の総トリハロメタンは、浄水場での塩素消毒の際
水中の有機物と反応して生成されるものです。
沸騰させてカルキ抜きをするくらいなら浄水器を使いましょう。
それは、トリハロメタンが人間にとっても良くないからです。
金魚の飼育のために使う水は、
バケツの汲み置きでたくさん作るのが適しています。
汲み置きで水道水のカルキ抜きをする場合、
おおまかな目安としては、紫外線に当てた状態では6時間くらい、
日陰で放置した状態では2~3日かかります。
カルキ抜き剤を使用したいなら、
「金魚の水つくり」という名前の商品もあります。
通販サイトで「金魚 カルキ抜き」と検索すると、
いろんなメーカーのものがありますのでチェックしてみてください。
■ 水道水のカルキ抜き!金魚の飼育水作りについて
金魚の飼育水作りで水道水のカルキ抜きする理由は、
塩素が金魚にとって害になるからです。
カルキは、正確には次亜塩素酸カルシウムです。
水に溶けると塩素が発生するので、プールの消毒などに使われます。
水道水に添加されている「塩素」は、
水に含まれる有機物に反応して消毒してくれます。
人間には、安全な水となります。
しかし、空気中の塩素は人間にとっても害になります。
塩素系の洗剤のニオイを想像してもらうと、
危険であることはわかると思います。
塩素から発生するガスを吸うと、人間は呼吸できなくなります。
水道水を飲んでも平気なのは、含まれている塩素が微量であることと、
水を飲んで酸素を取り入れることがないので
水道水に含まれる塩素は無害となるのです。
金魚の場合は、水中の酸素を取り入れるので「水道水」に含まれる
塩素が入った水で呼吸することになります。
水道水に含まれる塩素が金魚のエラに入り、
呼吸器系の細胞を破壊してしまいます。
ですから、カルキ抜きしていない水道水は金魚に取っては命に関わる問題なのです。
■ まとめ
今回は、「水道水のカルキ抜き!沸騰させる時間は?」と
「水道水のカルキ抜き!金魚の飼育水作りについて」をお伝えしました。
金魚の飼育のために使う水は、
バケツの汲み置きでたくさん作るのが適しています。
汲み置きで水道水のカルキ抜きをする場合、
紫外線に当てた状態では6時間くらい、
日陰で放置した状態では2~3日かかります。
金魚を飼育するなら、金魚にとってやさしい水を準備してあげてください。
カルキ抜き剤を使用したいなら、
通販サイトで「金魚 カルキ抜き」と検索してみてください。
いろんなメーカーのものがありますよ。