今年の冬は、東京でも4年ぶりに大雪警報が出ましたね。
雪が降る地域では、タイヤをノーマルからスタッドレスに履き替えたり、
水道管の凍結に注意を払ったり、冬に備えて準備しなくてはなりません。
もちろん雪が降らなくても、気温と天気で左右されるので、
どの地域でも対策は必要かもしれませんね。
そこで今回は、水道管の凍結について書きたいと思います。
水道管が凍結するのは何度以下なのか、
凍結対策には何をしたらいいのか、
知っておくと急な気象の変化にも対応できて安心です。
水道管が凍結する温度は?
水道管が凍結する温度はズバリ-4℃以下です。
でも、凍ってしまうのは温度だけが条件ではありません。
水道管が風に当たる場所に設置されていたり、
屋外に出っぱなしになっている場所では、-4℃以上で凍結する恐れがあります。
我が家は西日本で雪が降っても積もらない、
割と暖かい地域にありますが、散水栓が凍結したりします。
散水栓はたまにしか使わないので、凍結しても問題ありませんが、
これが生活に重要な水道管だと大変です。
朝起きて、さぁ顔洗うぞ!と蛇口をひねっても、
水が出てこないわけですから、朝のコーヒーも飲めないし、
洗濯や朝ご飯にも影響を与えます!
こうなるとテンションがた落ちですよね。
朝っぱらから凍結した水道管を溶かす作業をしないといけなくなるし、
やり方を間違えて壊してしまえば大きな損失です。
水道管が凍結した時の危険って、知っていますか?
水道管が凍るのは、もちろん管の中に水があるからですよね。
水は氷になると、体積が増えます。
破裂しちゃいます!
テレビでも、水道管が破裂して噴水状態の映像が流れますよね。
あれが家庭で起こるんです!
そうなると素人が手を出すわけにいかず、
業者さんを呼ばないといけません。
そして莫大な修理費が、水と同じように噴水のごとく出て行きます。
冬なんて大嫌いだぁ!と、叫ぶの間違いなしです。
大事なのは、気温だけに左右されないこと。
家の水道管の状態をはっきり把握しておくこと。
水道管の凍結対策は?
しっかり凍結対策を取っていれば、朝からテンションも下がることなく、
冬が嫌いになることもないでしょう。
対策その1
よく聞くのは、「寝る前に水をチョロチョロと出しっぱなしにしておく」ということ。
あくまでチョロチョロですよ。
出し過ぎは水道代がかさみます。
水道管の中を水が流れているので、凍りにくいようです。
対策その2
水道代が気になるという方は、「水抜き」をしてみて下さい。
水抜きとは、水道の元栓を閉めて管内の水を全て出し切ることです。
毎日行う手間はありますが、寒い地域では欠かせない対策です。
対策その3
水道管を冷やさないためにタオルを巻く。
タオルを巻くだけでも保温できるので、
重要な水道管には巻いておくのがおすすめです。
キッチン下の水道管には、扉を開けておくのも有効ですよ!
対策その4
対策グッズを使う。
ホームセンターなどで売られている保温材やヒーターなどがあります。
まずは試してみるのもいいかもしれません。
どうですか?
出来そうなものありましたか?
手間がかかるものもありますが、修理や朝のゴタゴタを考えたら、
やっておいて損はないかなと思います。
まとめ
私には関係ないやと思っていても、
凍結してしまったら、時すでに遅しです!
天気を確認するのは毎日欠かせないですが、
その時にでも水道管の凍結についてチラッと考えてみて下さい。
100%あり得ないことはないので、普段の心がけが大事だと思います。