今回は、新幹線にベビーカーを持ち込みたい時のお話です。
赤ちゃんを連れて新幹線を利用して帰省する予定で、
何とかベビーカーを持ち込む方法はないかと考えているママさんに向けて、
「迷惑にならないベビーカーの置き場所」と
「話題になっている裏技」をお伝えしていきます。
■ 新幹線内で他の乗客の迷惑にならないベビーカーの置き場所
ママと赤ちゃんだけの場合は、
最後部の通路側の指定席を取ることをおすすめします。
なぜなら、最後部の後ろには荷物を置くスペースがあるからです。
最後部の通路側の座席が取れない場合は、なるべく近くの席を確保しましょう。
注意したいのは、他の人も大きなスーツケースなどを置きたいと考えていることです。
そのスペースの奥にベビーカーを入れてしまうと、
そのあと誰かが荷物を置いて、ベビーカーを取り出しにくくなる心配もあります。
最後部あるいは、その近くの席が埋まっているなら、最前列を選ぶという手もあります。
そこは、他の座席よりも足元のスペースに余裕があるからです。
ベビーカーは折りたたんで、足元に寝かせるように置く方法になります。
しかし、こちらは隣に座る人に迷惑をかけてしまいます。
ですから、できれば2列のほうの座席でパパがいっしょの時のほうが良いです。
ベビーカーを持ち込む場合は、混雑しない日程や時間帯を選んで、
早めに過ごしやすい指定席を確保してください。
■ 新幹線にベビーカーごと乗れる座席がある!席を確保するタイミングとコツ
「新幹線にベビーカーごと乗れる座席がある!」というのが話題になっています。
そこを確保できれば、ベビーカーを折りたたまなくても済むのです。
でも、その座席は決してベビーカー用に用意されたものではありません。
だから、裏技になるのです。
その魔法のようなスペースは、通路側のCの座席がないのです。
実は、車イスの人のための特別なスペースなのです。
だから、いつでも誰でも確保できるわけではないのです。
その場所を使わせてもらうには、タイミングとコツが重要になります。
車イス専用のスペースは、出発の直前まで車イスの人のために確保されています。
車イスの人の利用がないと確定された時、
ベビーカーの持ち込みのママも確保することができるようになります。
いつ取れるようになるかを調べてみましたが、JR側の公式案内にはないようです。
ここでは、1日前になって空いていれば確保しましょうとしかお伝えできません。
車イスの人のためのスペースは次の通りです。
- 東海道新幹線:11号車12番と13番。
- 北陸(長野)新幹線:7号車11番と12番。
- 東北新幹線E5系:1号車6番。
- 秋田新幹線:12号車1番。
別の指定席を確保しておいて、当日に窓口で変更してもらうという方法もあります。
どちらにしても、労力が必要ですね。
■ まとめ
新幹線内で他の乗客の迷惑にならないベビーカーの置き場所は、
最後部の後ろにある荷物を置けるスペースがおすすめです。
他の人も荷物を置きたいスペースなので、
なるべく混雑しない日時の新幹線を選びましょう。
裏技は、車イスの人のためのスペースの利用者がいないと確定した時に確保することです。
そのスペースを運良く取ることができれば、
ベビーカーを折りたたむことなく快適に過ごすことができます。