今回は、「しなびた野菜をシャキッと復活!」
「しなびた野菜の栄養は減少している?」に分けてお伝えします。
しなびた野菜をシャキッと復活させる方法は3通り紹介します。
しなびた野菜の栄養については、考え方の解説になります。
どうぞ、ご覧ください。
目次
■ しなびた野菜をシャキッと復活!
しなびた野菜をシャキッと復活させる方法は、3つあります。
それは、「50度洗い」「酢と砂糖のコラボ」「5分間冷水」です。
それぞれの手順は次の通りです。
50度洗い
ほうれん草や小松菜などは束のまま、
キャベツや白菜などのように葉が巻いている野菜は
一枚ずつはがして洗います。
- 大きいボウルに50度のお湯を用意します。
- 葉野菜を「しゃぶしゃぶ」をするようにお湯にくぐらせます。
しっかりと、温度を計ってからお試しください。
酢と砂糖のコラボ
- 水1000mlほどに、酢と砂糖を大さじ1ずつ混ぜます。
- 野菜を10分~20分間浸しておきます。
口コミでは、ほうれん草の場合は葉っぱよりも
茎のほうがシャキッとしたというコメントがありました。
5分間冷水
- ボウルに水と氷を入れて冷水を作ります。
- 葉野菜を5分間浸しておきます。
復活度は、50度洗いほどではないというコメントがあります。
しなび具合がひどい野菜の復活は期待できないようです。
しなびた野菜の栄養は減少している?
そもそも、しなびた野菜ではダメなのか?
それを調べてみました。
すると、しなびた野菜の栄養は減少しているという考え方と
しなびた野菜の栄養は減少していないというお話の両方がありました。
しなびた野菜の栄養は減少しているという考え方
このお話には、研究データー(数値を示したもの)はありません。
しなびた野菜の栄養は減少しているという考え方のポイントは、
収穫後の野菜は成長し続けるために
野菜そのものが持つ栄養素を使用するというものです。
そのため、収穫後の野菜は時間の経過とともに
栄養素が減少するという考え方です。
しなびた野菜の栄養は減少しているとしたら、
しなびた野菜をシャキッと復活させても、
栄養面ではやる意味はないということになります。
歯ごたえ(食感)による、
おいしさだけの復活ということになりますね。
しなびた野菜の栄養は減少していないというお話
厳密には、「スーパーに長時間置いてある野菜」のお話になります。
「照明を常に当て続ける」というスーパーと同じ環境に置いてものと、
暗い環境に置いたものを比べたそうです。
すると、しなびていても、
照明を当て続けた野菜の方はビタミン含有量が増えたそうです。
暗い環境に置いた野菜は、栄養は減少したそうです。
こちらも、どの野菜で比べたのかなどの詳しい条件や
増えた栄養が何なのかなどはわかりません。
■ まとめ
しなびた野菜は栄養が減少するかどうか、
あらゆる野菜で比較したデーターはないようです。
加熱すると、栄養が減少するとも言われています。
また、カット野菜は栄養が落ちるというお話もあります。
しなびた野菜をシャキッと復活させることで、
食欲が出るなら良しとしたいところですね。