今回は、プランターの植え替えする時の「古い土」です。
処分の仕方と再生方法についてお伝えします。
目次
■ プランターや植木鉢から植え替え時に出る古い土の処分の仕方
それでは、「古い土をゴミとして処分する場合」
「土のリサイクルを推奨している自治体の例」
「公園に廃棄させてもらう場合」
「ホームセンターや園芸店に回収してもらう方法」
「土の回収ドットコムを利用する」を順番にお伝えします。
古い土をゴミとして処分する場合
自治体によって対応が違うので、その決まりに従ってください。
例えば、このような感じです。
- 古い土を燃えないゴミとして回収してくれる自治体
- 古い土はゴミではないとして、回収しない自治体
- 少量であればOK、量が多い場合は回収しないという自治体
土のリサイクルを推奨している自治体の例
小学校や清掃事務所などで回収してくれる地域があります。
古い土を袋に入れて、指定の方法で指定場所に出します。
公園に廃棄させてもらう場合
公園に廃棄させてもらう場合は、自治体のホームページを確認しましょう。
公園管理の人に許可をもらう形になります。
ホームセンターなどに回収してもらう方法
口コミによると、ホームセンターによっては古い土を回収しているところがあるようです。
土の回収ドットコムを利用する

回収キットを購入して、土を宅配便で送るシステムになっています。
■ プランターや植木鉢から植え替え時に出る古い土の再生方法
古い土の再生方法は、「不純物を取り除く」
「ふるいにかけた土の消毒」
「消毒が終わった土に有機物を混ぜる」
「土に養分を補給する」
「前に育てたものと同じ科の植物を選ばない」の順番でお伝えしていきます。
不純物を取り除く
手順1
古い土を乾燥させておきます。
手順2
ふるいにかけます。取り除くのは、次のようなものです。
- 害虫
- 植物の根
- 枯葉
- 使用済みの肥料のかす
ふるいにかけた土の消毒(冬の場合)
手順1
桶(おけ)などに土を広げます。
手順2
土に熱湯をかけます。病原菌を退治になります。
手順3
屋外に置いてさらします。
手順4
2~3週間に1度かき混ぜてしっかり消毒します。
期間は、春までになります。
ふるいにかけた土の消毒(夏の場合)
手順1
桶(おけ)などに広げた土を水で湿らせます。
手順2
湿らせた土を黒いビニール袋に包んで直射日光に当てます。
手順3
1週間に1回、袋をひっくり返します。
手順4
土が乾いた場合は湿らせておきます。
期間は、3週間が目安(ひと夏)。
消毒が終わった土に有機物を混ぜる
消毒が終わった土は、堆肥や腐葉土、土のリサイクル材などを混ぜます。
有機物を混ぜる量は、古い土に対して半分ほどが目安です。
土に養分を補給する
古い土は、前に育てた植物が養分を吸収してしまっているので、
緩効性粒状肥料を混ぜ込みます。
前に育てたものと同じ「科」の植物を選ばない
連作することによって、
少しずつ生育不良となっていく現象を、連作障害と言います。
この連作障害を避けるには、
前に育てたものと同じ「科」の植物を選ばないほうが良いとされています。
■ まとめ
今回は、プランターの植え替えする時の「古い土」の処分の仕方と
再生方法についてお伝えしました。
再生方法のほうは、一例を紹介しました。
専業農家の人たちや家庭菜園のベテランの人たちには、
それぞれ独自のやり方があります。