今回は、「お見舞いの金額!お札の入れ方」
「お見舞いの金額!封筒の書き方!数字はどう書くの?」
「お見舞いの金額!新札を用意するの?それとも旧札?」をお伝えします。
■ お見舞いの金額!お札の入れ方
お札の入れ方は、お見舞い金をもらった人が
開封してお札を手にする時にお札の人物の顔が見えるようにします。
これには、「回復を願う」「元気になって欲しい」という
前向きな意味が込められています。
包む金額は、以下を参考にしてください。
- 親・兄弟・親族・親戚:5,000円~10,000円
- 知人・友人・ご近所さん:3,000円~5,000円
- 同僚:1,000円~3,000円(有志で集める場合の一人当たり)
- 部下:5,000円~10,000円
- 上司:3,000円~10,000円
お見舞い金の場合は、避けたい金額の数字があります。
それは、4(死)、6(無)、9(苦)です。
縁起が悪いと言われる数字です。
■ お見舞いの金額!封筒の書き方!数字はどう書くの?
お見舞いの祝儀袋は、病気や怪我が2度とないようにと願い、
紅白の「結びきり」か「あわじ結び」を使用します。
紅白の水引に抵抗がある場合は、
左に赤線の入った「御見舞」と
表書きが書かれている封筒を使うのもOKです。
赤い線が入った封筒が見当たらない場合は、
白い封筒を使うのも大丈夫です。
災害に遭われた方のお見舞いには、白い封筒を使用しましょう。
使用してはいけない封筒は、二重封筒と不祝儀袋です。
お見舞いの表書きは、「御見舞」と「自分の名前」を書きます。
毛筆でなくても、筆ペンで大丈夫です。
筆ペンがなければ、黒い太めのフェルトペンやサインペン、
プリンタでの印刷でもOKです。
鉛筆や細いボールペン、薄墨の筆ペンはNGです。
連名の場合は、右から左に、目上 → 目下の人になるように書きます。
4名以上の場合は、代表者の名前と外一同と書きます。
その上で、全員の姓名を別紙に記入して封筒の中に入れます。
金額は、縦書きで漢数字が一般的です。
漢数字は、書き換えられないようにという理由で旧字体を使います。
1 → 壱
2 → 弐
3 → 参
5 → 伍
10 → 拾
100 → 百
1000 → 仟または阡
10000 → 萬
■ お見舞いの金額!新札を用意するの?それとも旧札?
新札を用意するのは、結婚や出産などのお祝いごとの場合です。
旧札を用意するのは、葬儀などの不祝儀の場合です。
その理由は、不幸な出来事に
あらかじめ用意していたように感じられないためです。
事故や病気でのお見舞いの場合は、
袋はご祝儀袋を用いますが、
包むお金は旧札(不祝儀の場合と同様)を包みます。
ただし、お見舞いの場合のお札に関しては、
マナーで決められているわけではありません。
年配の人がいて、新札を用意するのを嫌うようであれば
旧札を用意しましょう。
無難なところで、比較的キレイな旧札を包むという手もあります。
■ まとめ
今回は、お見舞いの金について、
お札の入れ方、封筒の書き方、数字の書き方、
新札を用意するのかそれとも旧札を準備するのかをお伝えしました。
どうぞ、お見舞金いを準備する時の参考にしてください。