今回の話題は、お守りの効果が上がる持ち方と有効期限が中心となります。
お守りに対する正しい考え方と言ったほうが良いかもしれません。
このページでは、「お守りの効果が上がる持ち方と有効期限」と
「お役目が終わったお守りやお札の正しい処分の仕方」をお伝えしていきます。
目次
■ お守りの効果が上がる持ち方と有効期限
お守りの効果、たくさん持っていてもいいの?
お守りの効果が上がる持ち方では、はじめに整理しておきたいのは、
複数のお守りを持っていても良いのか?ということです。
一般的に言われるのは、「けんかする」というものです。
いったい誰と誰がけんかをするというのでしょうか?
例えば、神道と仏教、宗教の違い。
仏教の中でも宗派が違う。
同じ神社のお守りではない。
そういう心配をされているのだと思われます。
昔はどうだったのかはわかりませんが、
今の様子では「けんかはしない」という見解しか見当たりません。
お守りに対する考え方
お守りに対する考え方には、次にようなものがあります。
- 神様と繋がるためのもの。
- 肌身離さず持つ。
- 感謝の気持ちを大切にする。
- お守りはお土産品や記念品扱いをしない。
これらと、もう1つ言われるのは、
お守りは守ってもらうために持つものという考え方です。
願い事を叶えてもらうための道具ではないというものです。
しかし実際には、合格祈願、恋愛成就のお守りというのもあるので、
何とも言えないところです。
お守りの有効期限
お守りの有効期限は、神社では1年。
新しい年には、新しいお守りにするというのが原則です。
祈願の結果が出た時点で、お守りは返納しても良いとも言われています。
安全を守ってもらう、健康を守ってもらうためには、
初詣の時に、新しいお守りにしたほうが良いとのことです。
お寺の方では、期限がないと言われています。
■ お役目が終わったお守りやお札の正しい処分の仕方
お守りとお札の違い
お守りとお札の違いを説明しておきます。
お守りは、個人を守るためのものです。
お札は、家全体を守るためのものです。
お守りの正しい処分の仕方
お守りの正しい処分の仕方は、お守りを授かった神社への返納です。
返納を受け付ける箱が設置されています。
返納する箱がない場合は、その神社に問い合わせてください。
授かったお守りがお寺のものである場合は、お焚きあげをしてもらいましょう。
お札の正しい処分の仕方
お札もお守りと同じで、返納を受け付ける箱があります。
お守りもお札も同じ箱です。
また、お守りと同様にお焚きあげをしてもらうこともできます。
■ まとめ
少し難しいお話になりますが、最後におつきあいください。
お守りとお札を持つ場合に、誰に守ってもらうのかということになると思います。
神社の場合は神様であるとはっきりしています。
お寺の場合は、仏教の宗派の考え方が違うのでひと言では言えません。
仏教の場合は、自らの修行で悟りを開くという考え方があるからです。
神様の場合は、人格がある。
神様にも心があるとしたらなら、お守りを大切にしていない人には
関心が向かないのではないでしょうか。
そういう訴えもあります。
仏教の場合は修行なので、お守りをどう扱うかも修行となるという考え方もできます。
感謝する気持ちや謙虚な気持ちを持ち続ける修行だとしたら、
やはりお守りは大切にするのが良いというわけです。
持っている時も、返納する時も心を大事にしましょう。