今回は、お彼岸の義実家への手土産についてのお話です。
悩めるお嫁さんに向けてのお助け情報になります。
1つ目のお話は「手土産のマナー」。
2つ目は「手土産の値段の相場は?」です。
ご主人と言い合うことのないように、参考にしてくださいね。
■ 手土産のマナー
お彼岸の義実家への手土産には何を持っていくか?、を中心にマナーを考えていきます。
まずは、ご主人の実家なので、ご主人に決めてもらうのが一番ですよね。
でも、なかなか決めてくれないので、嫁の立場としては困ってしまうわけです。
ここでは、ご主人に選んでもらうための候補となる品物をリストしておきましょう。
あとで「どれがいいかなぁ?」と義実家への手土産は、
ご主人に選んでもらってくださいね。
選ぶポイントとしては、ご主人の兄弟と同じような品物になっても良いもの、
日持ちするもの、みんなで分けやすいものなどが考えられます。
第1候補は、詰め合わせのお菓子です。
羊羹、ゼリー、焼き菓子、和菓子、煎餅などです。
このあたりだと、あとで子供たちにも分けやすいですよね。
第2候補は、お酒です。
お彼岸で集まった大人たちで飲めるので、お酒も喜ばれます。
日本酒、缶ビールなど、誰もが飲みやすいものが良いです。
第3候補は、ジュースのセットです。
こちらも、お菓子のように詰め合せがいいですね。
さて、ここで問題なのは手土産とお供えを分けるかどうかです。
嫁の立場で考えて義実家に失礼にならないようにしたいなら、
手土産とお供えは別にして用意したほうが良いです。
お供えには「掛け紙」をして持参しましょう。
手土産はお盆の時期の場合はお中元の意味として「のし紙」をすることもあります。
しかし、お彼岸の手土産のほうは普通の包装だけで良いでしょう。
手土産を渡すタイミングについては、
一周忌または三回忌ではないなら、お部屋に通されて挨拶したあとになります。
ご主人の実家なので、ご主人から手渡してもらいましょう。
■ 手土産の値段の相場は?
手土産の相場とお供えの相場を分けて考えた場合は、
手土産は2,000円くらいで品物を準備して、
お供えは3,000円~5,000円を包めば失礼にはなりません。
お供えの水引の色は、東日本では黒と白、西日本では黄色と白です。
(地域によって違います。)
水引の形は結び切りです。
お彼岸は弔事となりますので、「のし」はつけません。
参考までに、「のし」は羽のような形をしているものです。
お供えの表書きは、水引の上段に「御供」と書きます。
名前は下段に書きます。
義実家へのお供えは、ご主人の名前を苗字無しで書くのが一般的です。
■ まとめ
今回は、悩めるお嫁さんに向けて、
お彼岸の義実家への手土産についてのお話をお伝えさせていただきました。
もう1度、お伝えしたかったポイントをまとめておきますね。
- 手土産は、詰め合わせのお菓子、お酒、ジュースセットなどがおすすめ。
- 手土産とお供えを分けて、両方を準備するほうが良い。
- 手土産を渡すタイミングは、お部屋に通されて挨拶したあと。
- 相場は、手土産は2,000円、お供え(現金)は3,000円~5,000円。
- お供えには「掛け紙」をして、水引、表書きを間違えないようにする。