今回の話題は、収穫後のニンニクの保存方法です。
最近、ニンニク料理でスタミナ補給と疲労回復を!と思っていたところです。
皆さんは、体調はいかがでしょうか。
このページでは、「収穫後のニンニクの保存方」と
「生ニンニクと乾燥ニンニク使い方と料理方法」についてお伝えしていきます。
目次
■ 収穫したニンニクを長く美味しく食べるための上手な保存の仕方
収穫した後のニンニクを長期保存する場合の工程は、次のようになります。
- 収穫したら、はじめに根を切ります。
- 畑の土の上で半日~5日ほど乾燥させます。
- 表面の皮を剥きます。
- 30日くらい日陰に吊るして、さらに乾燥させます。
根を切るのは、ニンニクの鱗片が痩せてしまわないようにするためです。
晴れた日に収穫して、畑の土の上で半日ほど乾燥させます。
雨の心配がない場合は、しっかりと5日ほど乾燥させます。
雨の予報が出ている場合は、雨の当たらない場所に移動させます。
日陰に吊るす時はネットなどに入れます。
その時、虫がつくのを防ぐためにニンニクを上に向けておきます。
ニンニクの玉を茎よりも下になるようにすればOKです。
冷蔵保存
冷蔵庫で保存する場合は、ニンニクを新聞紙に包んで野菜室で保存します。
冷凍保存
冷凍保存する場合は、ニンニクの薄皮をむいてから、
ジッパー付きの袋を使って冷凍庫に保存しておきます。
加工して保存する場合
醤油漬けにする方法
- ニンニクの薄皮をむいて、保存する瓶に入れます。
- ニンニクが漬かるように醤油を入れます。
- そのあと、冷暗所で保存します。
■ 生ニンニクと乾燥ニンニク使い方と料理方法の違い
生ニンニクと乾燥ニンニクは、料理によって使い分けるということはないようです。
料理家のサイトをのぞいてみたところ、
乾燥ニンニクのほうが長く保存できるから使いやすいというコメントがありました。
生ニンニクはスライスして使うのに比べて、
乾燥ニンニクは手でつぶせるという利点があります。
ですから、サラダにふりかける時は
乾燥ニンニクのほうが使いやすいということはあるようです。
生ニンニクの場合はニオイのこともあるので、
調理する場合はしっかりと味付けをするのがポイントとしてあげられています。
生ニンニクの料理方法(レシピ例)
豚肉の小間切れと野菜の炒め物に生ニンニクを使う時は、次のような手順になります。
- フライパンに油をひきます。
- スライスしたニンニクを香りが立つ程度に炒めます。
- 豚肉の小間切れと野菜を炒めます。
この場合の味付けは、塩コショウでOKです。
乾燥ニンニクの料理方法(レシピ例)
ペペロンチーノに乾燥ニンニクを使う場合は、次のような手順になります。
- フライパンにオリーブオイルを入れます。
- 乾燥ニンニクを入れます。
- 弱火で、焦げないように炒めます。
- パスタのゆで汁(塩分を含んでいる)大さじ3を加えます。
- 弱火で、白っぽく煮詰まるまで混ぜながら加熱します。
- 湯切りしてあるパスタを和えます。
- 塩コショウで味を整えます。
あくまでもレシピは例なので、ニンニクの使い方の参考にしてください。
また、ペペロンチーノには乾燥ニンニクしかダメという意味ではありません。
■ まとめ
長期保存する場合は、しっかりと乾燥させることが重要なポイントです。
乾燥させたあとは、冷蔵保存または冷凍保存してください。
加工して保存する場合は、醤油漬けにする方法などがあります。