今回の話題は、盛り塩です。
このページでは、盛り塩について知らない人向けに情報を整理してあります。
学問的に研究している人、あるいは風水鑑定の専門家によっては、
まったく違う見解を持っていらっしゃる方もいると思います。
そのあたりは、ご了承ください。
目次
■ 盛り塩を玄関に置く意味と効果清め浄化厄落としと開運
盛り塩の始まり
盛り塩の始まりについて整理しておきますね。
盛り塩は、日本の神道から始まったものというお話と
中国から伝わってきたものというお話があります。
神道は、神社ですね、ですから、盛り塩は、神棚に供えます。
中国から伝わったお話には、
飲食店などで盛り塩をする起源になっている「伝説」があります。
その内容については、ここでは省略します。
盛り塩を玄関に置く意味
まず、盛り塩を玄関に置くのは日本の風水の考え方だと思われます。
玄関は運の出入り口でもあるので、家全体の運気を左右する場所と考えられています。
主に次のような意味で、盛り塩は玄関に置かれます。
- 良運を呼び込むため
- 厄避けをするため
- 方角の悪い玄関の凶相を浄化させるため
効果清め浄化厄落としと開運
効果、清め、浄化、厄落とし、開運とした場合は、何に基づいているかによって変わります。
例えば「盛り塩」と「お清めの塩」は別のものとも言われます。
お清めの塩は、葬儀から帰ってきた時に、そのまま家に入らず、
玄関先で塩を体に塩を振ります。
これは、「邪気を払う」という意味になります。
「お清めの塩」には良運を呼び込むという意味はありません。
神道(神社)考え方、お寺(仏教)の考え方、
近代風水の考え方で、清め、浄化、厄落とし、開運というのは違うのです。
■ 盛り塩の置き方で開運効果が高まる!正しい盛り塩の作り方
飲食店の盛り塩は、商売繁盛祈願です。
これは先ほどの中国の伝説からきたものではないかと言われているものです。
そのような開運の盛り塩には、「置き方」「作り方」が伝わっています。
盛り塩の置き方と盛り塩の作り方
- 使う塩は、天然塩。
- お皿は直径5㎝くらいの円形のもの。できるだけ、装飾のないお皿。
参考までに、「八角盛り塩セット」というのが市販されています。
作り方
一枚のお皿に10gの塩。
塩に軽く霧吹きをして固めやすくしてから、三角錐(三角錐)の形を作ります。
「八角盛り塩セット」を使うと、きれいな八角形の盛り塩を作ることができます。
八角形ののほうが、より良いとされています。
祈願内容別の盛り塩の置き方
こちらは、風水の考え方だと思われます。
お皿の色と置く方角で、祈願内容が変わります。
- 金運アップ 西に黄色いお皿で盛り塩
- 恋愛運アップ 東南にピンクのお皿で盛り塩
- 仕事運アップ 東に赤いお皿で盛り塩
- 人間関係を良くしたい場合 東南に白いお皿で盛り塩
- 心を穏やかにしたい場合 緑のお皿で盛り塩(方角はなし)
- 才能を伸ばしたい場合 金のお皿で盛り塩(方角はなし)
■ まとめ
盛り塩をすれば、不幸がなくなり、
幸せになれるというのは、ここでは断言することはできません。
取り入れるきっかけにしてくださればと思います。
本格的に開運としての「盛り塩」について知りたい場合は、
風水学を学ぶことをおすすめします。