今回取り上げた話題は、車内で酔わずに読書する方法です。
これは、なかなか難しい問題です。
そこで、移動中の車内で読書をすると酔ってしまう原因から調べてみました。
根本的に、乗り物酔い克服法が重要なポイントになります。
あらためて確認してくださいね。
目次
■ 車の中で読書しても酔わない車内での読書術
車の中で読書しても酔わないようにするには、次のポイントを意識してください。
- 本の文字に集中しすぎないようにする。
- 10分おきに顔を上げて景色を見る。
- 読む時は、目線がまっすぐになるように本の高さを上げる。
- バスに乗る場合は前列や後列のタイヤの間になる中央のシートに座る。
あとできることは、車酔いの通常の対策です。
そちらは、次の項目にまとめてあります。
■ 車酔いの原因と解決方法と乗り物酔い克服法
車酔いの原因と解決方法と乗り物酔い克服法は、以下の順番でお伝えします。
- 車酔いの原因について一般的に言われていること
- 体のしくみから考えられる車酔いの原因
- 車酔いの原因には脳の仕組みの解説もある
- 車酔いの解決方法と克服法
- ドライバーや周囲の人に協力してもらう
車酔いの原因について一般的に言われていること
車酔いの原因について一般的に言われているのは、
睡眠不足、極度の空腹、食べ過ぎ、体調不良、ガソリンなどの苦手な臭い、
酔うかもしれないという精神的なものなどです。
そして読書も車酔いする原因と考えられています。
体のしくみから考えられる車酔いの原因
体のしくみでは、
体の平衡感覚を取れなくされてしまうことで車酔いが起きると考えられています。
ジェットコースターで気分が悪くなるような状態です。
激しい揺れに対して平衡感覚をコントロールする内耳の器官が
追いつかなくなるのだそうです。
その結果、自律神経が乱れてしまうのが車酔いの原因になるというわけです。
車酔いの原因には脳のしくみの解説もある
脳の仕組みの解説では、脳は読書で一点に集中しようとしているのに、
体のほうは「揺れ」を感じているという矛盾が起きているからだというお話もありました。
車酔いの解決方法と克服法
通常できる対策は、食べすぎない、アルコールを飲まない、
睡眠不足で乗車しないなどです。
前日から、体調を整えておきましょう。
体のしくみや脳のしくみをヒントにした場合は、
車の揺れを予測することがポイントになります。
それは、前方の景色がわかるようにすることです。
ドライバーで車酔いをする人がいないように、
あるいは後部座席よりも助手席のほうが車酔いしにくいように、
前方のカーブなどを予測できることが車酔いの解決方法の一つになります。
また、ガムを噛んだり、アメを舐めたりして、
リラックスした状態を作ることもおすすめします。
ちなみに、車酔い対策にはペパーミント味が良いそうですよ。
酔い止めの薬は、事前に飲んでおくと、
薬の効き目と精神的な安心感によって、車酔いを回避できる確率が高くなります。
ドライバーや周囲の人に協力してもらう
- ドライバーは、急ハンドルや急ブレーキ、急な加速をしない。
- タイヤの空気圧を正常値にして車の揺れを防ぐ。
- 優先して助手席に座らせてもらう。
- 同乗者はタバコを吸わない。酔う人はニオイに敏感です。
- 周囲の人は「酔わないでね」と追い詰めない。
■ まとめ
車の中で読書しても酔わないようにするには、
「本の文字に集中しすぎないようにすること」
「10分おきに顔を上げて景色を見ること」などが有効です。
体と脳のしくみを考えると、
前方の景色を予測して「意識が揺れに備えられるようにすること」も大事なようです。
事前に、薬を飲んでおくなどの対策もしてみてくださいね。