お彼岸には、お供え物以外に現金を包むことがあります。
多く包みすぎても、かえって気を遣わせるだけだし、
少なすぎるのもなぁと悩ませられます。
それに、どんな風に包めばいいの?表書きは??と、
分からないことがたくさんありませんか?
そこで今回は、初彼岸の香典の包み方や金額の相場をご紹介します。
参考にしてみて下さいね^^
■香典の包み方
故人がなくなって初めて迎える彼岸を「初彼岸」といいます。
何か特別なことをするのかな?と思いますが、
いつもの彼岸とすることは同じなんです。
「初めてだから」と思う人は、
お花やお供え物を少し豪華にしてあげるのもいいかもしれません^^
ざっくり説明すると、
お墓と仏壇をきれいに掃除して、故人を敬い偲ぶ・・・。
これがお彼岸です。
さて、彼岸には義実家や実家に帰省する方も多いと思いますが、
手ぶらで行くわけにはいきませんよね^^;
故人へのお供え物はもちろん、実家への手土産も必要です。
故人へのお供え物は何がいいのかな?
これは、故人が生前好んだお菓子や食べ物がいいですね。
ちなみに私は、おじいちゃんが大好きだったチョコレートや栗をお供えしています^^
その後は子供達が頂きますが、子供達には
「じいちゃん!チョコレートちょうだいね!!」
と一言かけてから、食べさせてます。
あくまで故人へのお供え物なので、勝手に手をつけては怒られますから!!
親しき仲にも礼儀ありです^^
お供え物の他に、現金を包む場合もあります。
お彼岸は仏事なので、黒白か双銀の「結び切りの不祝儀袋」に入れます。
関西などでは、黄色の水引を使うこともあるようです。
結び切りを使うのは、二度と不幸が起こらないようにという意味があるからです。
表書きには、上段に「御仏前」か「御供物料」と書き、下段に名前を書きます。
お札をいれる際には、「四」や「九」といった死を連想させる数字や、
新札を避けてお札の向きを揃えるなどのマナーがあるので、注意しましょう!!
そして気になるのが金額の相場ですよね!!
詳しく見ていきましょう!
■初彼岸の香典の相場
一般的には3000円~5000円が相場です。
家にお坊さんを呼んでお経を唱えてもらうのなら、
5000円~10000円でも多くはないと思います。
ちなみに、私のおじいちゃんの時の話ですが、
孫は御供物料に5000円を包み、お供え物を持って行きました。
母や叔母達は、10000円を包み、お供え物を持ってきました。
お供え物といっても、帰り際にはみんなで分けるので、手土産の意味もあると思います。
香典には助け合いという意味もあると母に教わりましたが、
お坊さんにお布施を渡すので、
10000円を包んだと言っていました。
兄弟であらかじめ話し合っていたようで、
その方がスムーズに進むのでいいかもしれませんね^^
もちろん香典のみやお供え物のみでもいいと思いますが、
3000円を現金で、菓子折を2000円分のようにしても大丈夫です^^
彼岸は毎年やってくるので、あまり高い金額を包むと、相手にも気を遣わせてしまいます。
地域やその家の習慣があるので、下調べしておくと安心ですね!!
もしも、香典はいらないよ!と言われても、
気持ちとしてお供え物は持って行った方が挨拶もしやすいし、
大事に思っているということが伝わります。
まとめ
金額やお供え物は何にしようと悩みますが、
一番大事なのは「故人を偲ぶこと」だと思います。
家族が集まり、故人との思い出を楽しく語る。
そうすれば故人もきっと笑顔になるし、いつまでも忘れないよ!という気持ちが伝わります。
遠方で帰省できない方も、彼岸には故人が大好きだった物を送ってあげるといいですね!
思う気持ちを大切に・・・。