手塩にかけて育てている植物に毛虫がついていたらショックですよね。
植物を食べるだけでなく、気づかないうちに触ってしまうと刺されて大変です。
しかも、見ていて可愛いと思えるものでもないので、出来れば見たくない><
そこで今回は、毛虫の駆除方法と、
もしも手元に殺虫剤がなかった時の対処法をまとめました。
目次
■毛虫の駆除に酢!無農薬で毛虫を駆除したい!
イモムシに毛が生えているもののことを毛虫と呼びます。
成長すればチョウやガになりますが、
葉っぱを食べられると植物の成長に影響してきます。
毛虫が発生する時期は、3月~11月頃およそ年に2回~3回発生します。
特に多いのが6月~8月の暑い時期です。
植物以外にも、家の壁や窓にもいますよね。
私は子供達に、毛虫を見かけたら大きな木の下とか行かないでね!と注意しています。
見つけたら即刻駆除が効果的ですが、
出来れば農薬は使いたくないという方に、他の駆除方法を紹介します。
酢
どこの家庭にもあるだろう酢で、毛虫を駆除することが出来ます。
酢に殺虫能力はないですが、虫の嫌いな匂いなので寄りつかなくなります。
もちろん植物にも悪影響はありません。
<手作り駆除酢プレーの作り方>
- サラダオイルorオリーブオイルorキャノーラオイル(料理で使えるのならOK)190ml
- 水1L
- 酢(穀物酢や米酢がおすすめ)250ml
- にんにく 大さじ1
これらを全てスプレーボトルに入れ混ぜ合わせたら完成です。
使う前には、よく振って混ぜてから使って下さいね。
ただし、酢プレーは大きな木には不向きです。
■毛虫の駆除方法殺虫剤が手元に無いときの毛虫退治
殺虫剤が手元に無いときは、次の方法を試してみましょう。
熱湯
毛虫や毛虫以外の虫は約60℃以上の熱湯には耐えることが出来ないそうです。
駆除の仕方は、低木についている毛虫を割り箸などで掴み、熱湯を入れたバケツに入れます。
高木の毛虫駆除は、ホースで直接木にかけるようにします。
その際は、周りにガラスや人がいないか確認して下さいね。
中性洗剤と熱湯
なんと毛虫の中には、撥水力を持っているものがいるそうです。
そんな毛虫には、熱湯に中性洗剤を混ぜたものをスプレーするのが有効です。
毒針毛固着剤
毛虫は刺激した際、鱗粉や毒針を飛ばしてきます。
そうなる前に、毒針毛固着剤をふきかけ毛虫を固めてから駆除しましょう。
この駆除方法は、固まった毛虫と一緒に葉っぱも取り除いて下さい。
毒針毛固着剤は、ホームセンターなどで売っています。
葉っぱごと取り除く
熱湯も洗剤も何も使いたくないという人は、葉っぱごと取り除くのがオススメです。
この方法が一番、植物にストレスを与えないですね。
専門業者に依頼
毛虫を見るのも割り箸でつつくのさえ嫌だという人は、
毛虫の駆除専門の業者さんに委託しましょう。
平均10,000円~かかるみたいですが、安全で素早く処理してもらえます。
まとめ
小さい子でたまに、手で掴んで潰してしまう子いますよね^^;
小さい子がいる家庭は気を付けましょう!
家庭菜園や植物を育てていると、誰もがぶつかる「害虫問題」。
なるべく無農薬で育てるために、ぜひ参考にしてみて下さいね。