結婚式を控えたカップルにとって、悩みの種である引き出物。
予算や品物、何をどうしたらいいのか考えることはたくさんありますよね^^
引き出物の数や贈ってはいけない品があるのをご存じですか?
結婚式には色々な方が来られます。
両家、新郎新婦、恥をかかないよう気持ちの良い結婚式にするために、
今回は引き出物についてまとめました。
お二人の結婚式が、素晴らしいものとなるように、参考にして頂ければ嬉しいです^^
■結婚式の引き出物のマナー
最近では、贈り分けといって、相手により品物や金額を変えて渡すのが主流です。
あらかじめご祝儀の金額を想定し、親族や友人、上司などで振り分けます。
一般的な相場は、
上司や目上の方・・・5,000円~10,000円
友人・・・3,000円~5,000円
親族・・・5,000円~8,000円
確実な決まりはありませんが、平均するとこれくらいになるみたいです^^
引き出物は何でもいいというわけではありません。
<引き出物NGリスト>
・刃物やはさみ
「切れる」ものなので縁起が悪いとされています。
・割り切れる数字
偶数は「割れる」「切れる」ことから破断を連想するので、こちらもNGです。
一昔前は、グラスや陶器も割れるのでタブーでしたが、
今では人気のある引き出物になっているそうです。
引き出物の数で奇数が多いのは、
割り切れない=二人が離れないようにと縁起を担ぐ意味があるんですね^^
引き出物の数は3品~5品、多い地域では7品準備するところがあります。
例えば、5品用意しようと思ったら、
引き出物3品+引き菓1品+しきたり品1品など、数の振り分けは様々です。
夫婦の中には、しきたりなんて関係ないと数を気にしない方もいますが、
招待した方達がみんな同じ世代ではないので、そこは気遣いが必要です。
もし2品にしても、「ケチった!!」と思われないために、
数を減らすなら品物のレベルをアップさせましょう!
個人的には、ブランド名は重視した方がいいかなと思います^^
知っている有名なブランド名が入っていると何であれ、
おっ!!と思うのは私だけじゃないはず^^
近頃は、遠くから来る方達の荷物にならないようにと、カタログ式の引き出物も人気です。
贈り分けをする際には、品物が違うと思われないために、
同じ紙袋に入れて外からは分からないように工夫も必要ですね。
■引き出物の意味
そもそも、みなさんは引き出物の意味を知っていますか?
引き出物とは、結婚式に来てくれた方達に、感謝の気持ちとして贈るものです。
感謝のお土産とでも言いましょうか^^
古くは平安時代、結婚式には馬が贈られていたそうです。
庭に馬を引き出す=引き出物とよばれるようになり、
時代ごとに馬から武具になり、色々形を変えて今に至ります。
昔は、重い物に価値があると考えられていました。
今は、帰りの荷物になる、もらっても困るという配慮から、全く逆ですね^^;
引き出物に添える品の中に「鰹節」が多いのは、
鰹節を作る時、鰹をおろした部分がぴったり合うことから
「夫婦円満」の意味を持ち縁起が良い物とされているからです。
地域によりしきたり品は違いますが、
鰹節のようにそれぞれ縁起が良い物として贈られるそうです。
まとめ
私は結婚式を挙げてないので詳しくは知りませんでしたが、
数や贈ってはいけない物まであるんですね!!
新しい家庭の第一歩となる結婚式、
ご両家にもパートナーにも恥をかかすわけにはいきません。
両家とパートナーとしっかり話し合いをして、素晴らしい結婚式にしてくださいね^^
引き出物は、独身・家族持ちの方・性別・年代と、
贈る人によって分けて考えた方が、贈りやすいかなと思いました。