今回の話題は、家庭訪問の目的です。
子供たちが入学または進級してしばらくすると、
担任の先生による家庭訪問があります。
初めての家庭訪問を経験する保護者にとっては、
何をどうするものなのかが今一つわかりません。
面倒だなぁと自分の子供のころを思い出しながら、
春の新学期である必要があるのか?
学校に足を運ぶ面談とどう違うのか?
と考えることもあります。
このページでは
「家庭訪問の目的について!先生は何をしにくるの?」と
「家庭訪問の時は子供も同席するの?」をお伝えしていきます。
■ 家庭訪問の目的について!先生は何をしにくるの?
先生が保護者に生徒の態度を伝えたいなら、
先生が家庭を訪問するよりも、
保護者に学校に足を運んでもらったほうが効率は良いですよね。
また、春の新学期よりも生徒の様子がわかったころのほうが
深いお話ができます。
保護者の立場から考えても、先生に聞く事や相談があれば
連絡ノートを使えば解決はできます。
春の新学期になってしばらくしてから
先生が家庭を訪問する理由には、
次のようなことがあげられます。
どこに住んでいるのか、地図上のではなく実際に歩いて
確認するわけですから、通学路の安全性や生徒の家の位置、
保護者の様子を含めた家庭環境を目で見ておく必要があるのです。
早々に通学路の安全性を確認しておくと、
近年増えている連れ去り事件の心配や
震災時の緊急対応などに備えることができます。
また、保護者の様子を含めた家庭環境の確認も、
虐待やネグレクトなどの深刻な問題への対応も含まれるようになりました。
まとめると、次のようになります。
- 先生が現実的に生徒の家の地理的位置を覚える。
- 生徒の家庭での様子または問題点の確認をする。
- 生徒の学校での様子や態度を保護者に伝える。
- 保護者の疑問に答える。
- 通学路の安全を点検する。
■ 家庭訪問の時は子供も同席するの?
家庭訪問の時は子供も同席するのかどうかは、
学校の方針や先生の方針によって違うようです。
例えば、玄関先で立ち話で終わる家庭訪問もあるそうです。
そうなると、子供が同席することはないようです。
家庭訪問の時に子供も同席する場合のメリットは、
先生にとっては親子での雰囲気がわわかることです。
どのような感じで会話をするのか、
親子の微妙な様子をつかむことができます。
家庭訪問の時に子供も同席しない場合のメリットは、
子供が近くにいるとできない話をすることができることです。
先生は、学校での問題点を伝えることができます。
保護者も聞きたいことが聞けます。
先生と保護者の間で確認しておきたいことは、
次のようなことになります。
- 子供の学校での授業態度。
- 休み時間はどのように過ごしているか。
- 友だちと仲良くできているか。
- 子供の得意なこと、不得意なこと。
- アレルギーや特別な体調について。
■ まとめ
今回は、家庭訪問の目的を中心にお伝えしました。
早々に通学路の安全性を確認しておくことで、
連れ去り事件の心配や震災時の
緊急対応などに備えることができます。
また、保護者の様子を含めた家庭環境の確認については、
近年問題となっている虐待やネグレクトなどの
早期発見につなげるようにもなってきています。