今回は、ジューンブライドのお話です。
実際に、6月に結婚式を挙げるカップルは多いのかどうかを調べてみました。
それにともなって、結婚式が多いのは何月なのか、いつがお得なのか、
月別のメリットとデメリットもチェックしました。
■ 一番結婚式を行っている月は?
一番結婚式を行っている月をリサーチするために、
ブライダル情報誌の公式サイトやウエディングプランナーのオフィシャルサイト、
マーケティングサイトなどをチェックしてみました。
詳細のデータを見つけることはできませんでしたが、
記事にされているコメントなどを参考にまとめると、次のような感じです。
季節で言うと、人気があるのは春と秋です。
逆に人気がないのは夏と冬でした。
月別では、4月、5月、10月、11月に結婚式を挙げるカップルが多く、
それに続くのは3月、6月、9月です。
結婚式が少ない月は、1月、2月、7月、8月、12月です。
ここまでを見ていただけばわかる通り、
ジューンブライドの6月に結婚式を挙げるというのは意外に少ないようです。
一説によるとジューンブライドという言葉が広まるまでは、
6月に結婚式を挙げるカップルは少なかったようです。
意図的に、ジューンブライドで客寄せされたのかどうかは定かではありません。
参考までに、ジューンブライドの由来としては、
ローマ神話の主神・ユピテルの妻である女神ユノのお話が有名です。
ユノは、女性の結婚生活の守護神なんだそうです。
ユノは日本語的な読みで、英語ではジューノウ (Juno) 、
フランス語ではジュノン (Junon) 、
ラテン語:ではユーノー(Juno)となります。
6月を英語では、ジューン(June)ですよね。
ユノは6月の女神でもあります。
このあたりから、6月に結婚することで、
女神のユノに守ってもらおうという考え方が支持されてきたようです。
■ 月ごとのメリットデメリット
今度は、月ごとのメリットデメリット、いつがお得なのか? についてお伝えしていきます。これは、結婚式が少ないほうがお得になります。
具体的には、12月の後半から3月の前半、
そして6月から8月は、他の月に比べて費用は安くなる傾向があります。
このオフシーズンとなる月は金額面のメリットだけではなく、
式の日程の予約を取りやすいというメリットもあります。
挙式内容でのメリットは、7月、8月は、屋外を利用した演出、
夜の時間帯を利用したウエディングなど夏らしい演出をプランすることができます。
また、12月はクリスマスシーズンらしい演出ができるメリットがあります。
式場のロケーション次第では、
春は桜、秋は紅葉といった感じの風情のある結婚式を挙げることもできます。
■ まとめ
6月は日本では梅雨と重なるので、天候の上では人気のない月です。
しかし海外では、6月は旅行をしやすいくらいの天候の国が多いようです。
そのあたりの天候も、ジューンブライドの結婚式への意識の差があるのかもしれません。
でも、ジューンブライドの由来になっているユノのお話、
女性の結婚生活の守護神に見守ってもらうことに託すのも、
ロマンチックでいいですよね。
6月の花嫁の皆様、おめでとうございます。