今回のテーマは、「犬を飼って後悔しないために」です。
子供のころに、ワンちゃんがほしいと思ったことがある人は少なくないですよね。
大人になって自分の判断で決められるようになると、
ワンちゃんといっしょの夢の生活を自由に描くようになります。
でも現実は甘くなくて、
「犬を飼ったことを後悔する」ことになるケースもあります。
これはワンちゃんに限らず、
命を持つものと生活するということは簡単なことではないからです。
このページでは、少しシリアスモードでお話をしていきますね。
■ 犬を飼って後悔したこと そう甘くない!犬を飼うことの理想と現実
犬を飼って後悔したことを調べてみると、このような感じでした。
- トイレの躾(しつけ)が難しい。
- 部屋(家)が臭くなる。
- 無駄吠えが多い。
- 自分の時間が少なくなる。
- 想像以上に、お金がかかる。
ワンちゃんは、上手にトイレでできなくて、
部屋のフロアを汚してしまうこともあります。
掃除がたいへんです。
臭くなるので、ワンちゃんも洗ってあげる必要があります。
吠える声がうるさく感じることもあります。
ストレスになってくると、散歩に行きたくない日も多くなります。
自分の時間が少なくなり、
ワンちゃんのご飯の準備と片づけも簡単にしていましたい時も増えていきます。
どれくらいのお金がかかるかを資産しているサイトを見ると、
次のような金額が出ていました。
- ワンちゃんをペットショップで買ったとして、10万円~。
- 畜犬登録費用、狂犬病予防注射、健康診断費用、混合ワクチン接種などで、2万円~。
- 生活用具一式を揃えると、2万円~。
- 食費、おやつ、ペットシート(トイレ)に、毎月1万円~。
- これに、トリミング代金。
- 飼い主さんが旅行する時に利用するペットホテル料金。
- 病気や怪我の治療費。
- ちょっとせつないですけど、去勢手術費用や葬儀費用。
15年間、ともに暮らすと、500万円となっていました。
犬を飼うことで「かわいい」という癒やしだけを与えてくれるのを望んでいたら、
想像をはるかに超えて、
たいへんなことに直面して責任を放棄したくなってしまうわけです。
そして、捨て犬になったり、殺処分になったりする、
いわゆるペット問題の一つにつながってしまうこともあります。
■ それでも犬を飼いたい人に 後悔しない犬の飼い方
飼育、保育、教育、愛育という言葉があります。
簡単に言うと、エサを与えるだけの飼育、
安全を守ってあげる保育、
生活の仕方を覚えさせてあげる教育、愛情を育む愛育です。
そのあたりを踏まえて、ワンちゃんとの生活も考える必要があると思います。
ワンちゃんを楽に飼えるように、
便利グッズのようなものは販売されています。
おむつのようなグッズ、吠えるのをやめさせるグッズなど。
きまじめなことを言うと、便利グッズを使うにしても、
ワンちゃんへの愛情を忘れないようにしなければ、
ワンちゃん自体が道具になってしまいます。
後悔しない犬の飼い方を考えるなら、やはり愛情問題になるのではないでしょうか。
■ まとめ
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
今回は、少しシリアスモードなお話になってしまいました。
考えるというよりは、犬を飼いたい人は覚悟が必要だと思います。
育犬ノイローゼとか飼育ノイローゼという言葉もあります。
愛情を注いだ分だけ、ワンちゃんとの幸福な生活を送れることを祈っています。