防寒着を着ている犬(ワンちゃん)を見て、
「変だなぁ」と違和感を抱いたことはありませんか?
必要性はあるの? 飼い主の趣味? 過保護?
そんなふうに、はっきりしない気持ちで眺めている人も少なくないと思います。
今回は「犬を飼う様子が変わってきた(ペット事情)」と
「なぜ、犬(ワンちゃん)に防寒着が必要なの?」という項目に分けてまとめてみました。
■ 犬を飼う様子が変わってきた(ペット事情)
かつては番犬ということで、
外に小屋を作って飼われているというのが主流でしたよね。
今は、部屋の中でともに過ごすというスタイルに変わってきています。
マンションやアパートでも飼えるところが増えていますよね。
「犬を飼いたい」という理由も大きく変わってきています。
有名なタレントさんがテレビ番組やSNSの写真で紹介しているの見て、
珍しい犬(ワンちゃん)を飼いたくなるケースも少なくないようです。
また、ペットという言い方よりも、
愛犬あるいは家族という言い方が好まれるようにもなりました。
犬(ワンちゃん)が食べるものも、餌ではなく食事という言い方で、
病気にならないようなものを選んで、
注意を払うようになってきています。
愛犬に防寒着を着せているのを見て疑問に感じる理由としては、
毛が生えているから服なんか着せる必要はないのでは?
ということがあげられます。
飼い主さんの趣味で着せているなら、
「犬(ワンちゃん)がかわいそう」と思っている人も少なくないでしょう。
しかし、調べてみると犬(ワンちゃん)にも防寒着が必要な理由がありました。
次の「なぜ、犬(ワンちゃん)に防寒着が必要なの?」にまと目ました。
どうやら、ファッション性だけではないようですよ。
■ なぜ、犬(ワンちゃん)に防寒着が必要なの?
先ほどの「ともに部屋の中で過ごす」といことで選ばれるようになったのは、
毛が抜けにくい犬種です。
シングルコート(単毛)とダブルコート(二重毛)というのは
聞いたことがあるでしょうか?
これは、被毛の形態の違いです。
抜け毛が少ないのは、シングルコートの犬(ワンちゃんです)。
抜け毛が少ないかわりに、寒さには弱いのです。
防寒着が必要な犬(ワンちゃん)は、シングルコートの犬種というわけです。
被毛の形態の違いは、毛の長さで決まるわけではありません。
柴犬、シベリアンハスキーのように、もじゃもじゃしていなくても、
ダブルコートという場合があるのです。
次にあげられる防寒着が必要な理由は、
原産国の違いです。
原産国が寒い地方なのか、暖かい地方なのか、それで違ってくるようです。
体が小さいから寒いだろうというのは、3番目くらいの理由になるみたいです。
大手の通販サイトを見てみると、
大型犬用のダウンコートやフリース生地の防寒具も販売されています。
調べてみてわかったことは、外に散歩に出かける時は、
防寒具を着せてあげたほうがい犬(ワンちゃん)もいるということです。
■ まとめ
シングルコートか、ダブルコートか、また原産国はどこなのか、
それらについては信頼のできるペットショップでお尋ねください。
インターネットの犬種情報でも確認することもできますよ。
気を付けたいのは、服を着せられるのを嫌がる犬(ワンちゃん)もいることです。
その場合は無理に散歩に連れ出すのではなく、温かい部屋で遊んであげてください。
寒さに弱い犬種ということに限らず、個性体(一匹一匹)を尊重することをおすすめします。