飛行機にスッピンで乗りたいと思う女性は
あまりいないと思いますが、
機内泊を伴うような長距離移動であれば、
寝る前に一度メイクを落として、
起きてからまたメイクをしたい、というのはありますよね。
そんなとき、機内のどこでお化粧をすればいいのか、
手早くお化粧できるコツや、
機内へのメイクグッズの持ち込みと合わせてご紹介します。
フライト中自分の座席で手軽に素早くできるお化粧のコツ
飛行機の中ではどこでお化粧をするのが良いでしょうか?
化粧室、つまりトイレで?
いえいえ、それはやめておきましょう。
機内のトイレは少ないですし、
急を要してトイレに行きたい乗客からすれば、
メイクのためにトイレに籠られたら正直たまったものではありません。
ですから、機内でメイクしたいなら、自分の座席でするのが最善です。
しかし、電車内でのメイクがマナー違反では?
と話題になるように、
飛行機内でのメイクもあまり堂々とはやりにくいものです。
というわけでここでは、
座席で手軽に素早くお化粧をするコツをご紹介します。
まず、寝る前などにメイク落としをしたいなら、
メイク落としシートを使いましょう。
拭き取り後の洗顔が不要で、保湿成分を含むものが良いです。
例えばソフティモ(softymo)には、
「高保湿 Wヒアルロン酸配合 メイク落としシート」という商品があり、
12枚入の 携帯用もあって便利です。
ひと眠りした後、いざ座席でメイクを始めるなら、
まずは保湿をしたいところです。
機内は乾燥していますから、
十分に保湿してお化粧のノリを良くしたいですね。
化粧水シートがあると便利です。
いよいよメイクですが、手軽に素早くするためには、
機内では最小限のメイクに抑えましょう。
下地とファンデーションはBBクリームで済ませ、
口紅を塗り、必要なら眉毛をさっと描きましょう。
機内でのメイクはこれで十分です。
パフでパタパタするようなメイクは、
パウダーが飛んでしまうのでやめておきましょう。
マスカラやアイライナーなども、
飛行機を降りた後に空港の化粧室で落ち着いてやったほうがいいです。
絶対に気をつけたいのは、
メイク落としシート、化粧品ともに、無香料のものにすることです。
機内でのメイクはNGではありませんが、
臭いをさせてしまっては、
さすが周りの乗客にニラまれても仕方ありません。
無香料にすること、くれぐれも忘れないでくださいね。
航空機機内持ち込み可能なスキンケアとメイクグッズ
では、機内にはどんなメイク用品が持ち込めるのかというと、
国内線については、化粧品類は1容器につき0.5kgまたは0.5ℓ以下、
乗客1人あたり合計2kgまたは2ℓまでという持ち込み制限があります。
ですが、そもそも500グラムや500ミリリットルを超えるような
化粧品を機内に持ち込むようなこともないと思いますので、
国内線についてはあまり神経質になることはありません。
その一方で、国際線は液体物の持ち込み制限が厳しく、
100mlを超える容器に入っているすべての液体は、機内に持ち込めません。
100ml以下の容器に入っている液体であれば、
容量1リットル以下の、再封可能なジッパーの付いた
プラスチック製の透明な袋に入れれば、
機内に持ち込むことができます。
容量1リットル以下の袋のサイズの目安は、20cm×20cm以下で、
マチ付きのものは使用できず、乗客1人につき1つだけ持ち込み可能です。
液体物と言っても案外幅広いので、
化粧品でこの持ち込み制限に該当する主なものを挙げておきます。
- 制汗スプレー、ヘアスプレー
- 日焼けローション、ハンドクリーム、化粧水、化粧下地クリーム
- ジェル状リップクリーム、グロス、口紅
- 液状ファンデーション
- 香水
- 液状マスカラ、アイライナ
- 洗顔フォーム、メイク落とし
- マニキュア、除光液
いかがですか?結構いろいろ該当しますよね。
でもこれらは、機内持ち込みNGというわけではなく、
”100ml以内の容器に入れて20cm×20cmの
ジップロック的な袋に入れる”というルールを守れば良いだけです。
そこに収まらないものはスーツケースに入れ、
チェックインカウンターで預ければいいのです。
持ち込み制限がある時に便利なのが、
ドラッグストアなどでもらえる化粧品のサンプルですね。
試供品の容量は1つあたり5mlくらいなので、
20cm×20cmのビニール袋にいろいろ詰め込むことができます。
さて、このような持ち込み制限の対象にならずに持ち込み可能な化粧品類としては、
- メイク落としシート
- パウダータイプのファンデーション
- アイブロウペンシル
- アイシャドー
- パウダータイプのチーク
- スティック状(固形)のリップ、グロス、口紅
などがあります。
使い慣れた化粧品を持ち込みたい、という気持ちはありますし、
その方が結果的にスムーズにメイクできると思いますので、
持ち込み制限を確認しながら、事前にしっかり準備しておきたいですね。
まとめ
機内でのメイクのコツや、
機内へのメイクグッズの持ち込みについてご紹介してきました。
機内でのメイクは決して禁じられているわけではないので、
大人の女性としての配慮をもって、スマートにやりたいですね!