初節句は、子どもが生まれて初めて迎える節句です。
女の子なら12月に生まれた場合は3か月前後で初節句を迎えます。
4月に生まれた場合は1年先になります。
生まれたばかりの場合は、お祝いを翌年にすることもあります。
女の子なら1月以降くらいに生まれた場合、
男の子なら3月以降くらいに生まれた場合などです。
今では少なくなってきた光景ですが、
初節句のお祝いに親族で集まることがあるなら、
初節句を迎える子のためにお祝い金は準備してあげたいものです。
このページでは、
「初節句のお祝い金の相場は祖父母からはいくら?兄弟からの金額は?」と
「初節句を迎える男の子のお祝いと女の子のお祝い」をお伝えしていきます。
■ 初節句のお祝い金の相場は祖父母からはいくら?兄弟からの金額は?
祝儀袋に「初節句御祝」としてお金を包む場合の目安として、
親族、仲人は10,000円~20,000円くらい、
友人は5,000円~10,000円くらいとしている情報がありました。
しかし、金額の目安の根拠は示されていません。
初節句のお祝い金の相場については、何か意味があったり、
風習で決まっていたりすることはないようです。
祖父母からの金額も、兄弟からの金額も、
10,000円~20,000円くらいで良いということになります。
ただ祖父母からの場合は、ひな人形を買ってあげたり、
五月人形をあげたりすることもありますので、
そうなると30,000円、50,000円、100,000円とキリがないです。
上限はなく、祖父母が出してあげたいだけの金額になるでしょう。
実際のところは、親族から初節句のお祝い金を
祝儀袋に包まれることは少ないのではないでしょうか。
初節句の行事に、親族が集まる光景も見られなくなってきていますよね。
■ 初節句を迎える男の子のお祝いと女の子のお祝い
男の子は端午の節句に、鎧兜(よろいかぶと)、
武者人形(5月人形)、鯉のぼりを飾るのが風習としてあります。
女の子は桃の節句にひな人形です。
祖父母からのお祝いとして考えた場合は、
男の子への5月人形や女の子への雛人形は母方の実家から贈られる風潮がありました。
近年では、大きな鯉のぼりや五段から七段くらいある
ひな壇を飾ることもめずらしくなってきています。
また、風習よりも現実的なことから
5月人形やひな人形の予算を分けて両家の祖父母が出し合うという考え方もあります。
大きくて豪華なものではなく、
住宅事情に合わせたものを準備するのであれば、
お祝い金(現金)や商品券を贈るほうが良いとも考えられます。
■ まとめ
今回は、
「初節句のお祝い金の相場は祖父母からはいくら?兄弟からの金額は?」と
「初節句を迎える男の子のお祝いと女の子のお祝い」をお伝えしました。
お祝い金の相場については、
特に金額の目安の根拠は示されていません。
祝儀袋に「初節句御祝」としてお金を包む場合の目安として、
親族、仲人は10,000円~20,000円くらい、
友人は5,000円~10,000円くらいとしている情報がありました。
昔からの風習も見られなくなり、
近年は母方の実家から男の子への5月人形や
女の子への雛人形が贈ることへのこだわりもないようです。
大きくて豪華なものではなく、
住宅事情に合わせたものを準備するのであれば、
お祝い金(現金)や商品券を贈る形で良いと思われます。