原付バイク(50~125cc)の住所変更を忘れていたことに気づいて、
「どうしよう」と困っている人向けに、
必要な登録の手続きと費用と注意点を調べてみました。
目次
■ 原付バイク引越しで必要な登録の手続きと費用と注意点
ここでは「原付バイクの住所変更を忘れるとどうなるのか?」と
「原付バイクの住所変更の手続きについて」
「費用と期限について」に分けてお話を進めていきます。
原付バイクの住所変更を忘れるとどうなるのか?
問題点としては、納税通知が新しい住所に届かない心配があげられます。
気づかないまま、税金を滞納してしまう恐れがあるということです。
よく似たケースとして
「原付バイクを人に譲ったのに、自分のところに納税通知書が届いた!」
こちらの場合は名義変更ですが、かなり焦りますよね。
それでは、税金を払わないとどうなるのでしょうか?
50cc以下の1000円、90cc以下の1200円、
125cc以下の1600円に対して、
延滞金が年14.6%の割合で課されていきます。(改正があった場合は、ご注意ください)
原付バイクの住所変更の手続きについて
原付バイクの住所変更の手続きについては、
同じ市区町村内での引越しの場合と
異なる市区町村への引越しの場合で流れの違いがあります。
同じ市区町村内での引越しの場合
必要なものは転居届のみ。
役所に転居届の手続きをすれば、自動的に原付バイクの所有者の住所変更も行われます。
異なる市区町村への引越しの場合
こちらは一度、原付バイクの廃車手続きをします。
それから、新規に登録するという流れになっています。
廃車手続きに必要なものは、次の通りです。
- 廃車申告書
- 標識交付証明書
- 身分証
- 印鑑
- ナンバープレート
新しい住所での登録手続きに必要なものは、次の通りです。
- 廃車証明書
- 標識交付証明書
- 住民票(新住所のもの)
- 印鑑
廃車手続きを忘れた場合は、次の通りです
- 軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書(窓口に尋ねてください)
- ナンバープレート
- 標識交付証明書
- 身分証
- 印鑑
費用と期限について
費用は、原付バイク(50~125cc)の住所変更の場合は無料です。
126cc以上のバイクは、600円ほど必要になります。
期限は15日以内という情報がありますが、
実際のところは納税通知の関係で4月1日を迎える前に手続きをしてほしいというのが
役所の都合のようです。
原付バイクの課税は毎年4月1日時点で登録してある市区町村から納税の通知が届くためです。
■ 引越しした時自転車にも必要!自転車の住所変更手続き
自転車の場合は、防犯登録のお話になります。
県外に引っ越す場合注意したいのは、
自転車防犯登録の情報は全国で共有されていないことです。
県外に引っ越す場合は、改めて自転車の防犯登録が必要になるというわけです。
引っ越す前の住所での「防犯登録の抹消手続き」をしてから、
新住所での防犯登録となります。
抹消手続きに必要なもの
- 自転車本体
- 身分証
新しい登録について
- 自転車防犯登録変更
- 転送届
- 身分証
県内での引っ越しの場合は、
自転車販売店に行って「防犯登録の住所変更」をすればOKです。
■ まとめ
同じ市区町村内での引越しの場合は、
役所に転居届を手続きをすれば、自動的に原付バイクの所有者の住所変更も行われます。
異なる市区町村への引越しの場合は、
廃車手続きを忘れた時の必要なものを準備して手続きをすることになります。
自転車の防犯登録にも気をつけてくださいね。