今回の話題は、冬の大三角形の覚え方です。
「冬の大三角形の位置と見える時期」では、
冬の大三角形の見つけ方をお伝えします。
「冬休みの宿題 冬の星座と星の名前の覚え方」では、
テスト用の覚え方をお伝えしますので参考にしてください。
■ 冬の大三角形の位置と見える時期
冬の大三角形とは、「オリオン座」の赤い1等星ベテルギウス、
「こいぬ座」の1等星プロキオン、
「おおいぬ座」のシリウス、
この3つの星が作る三角形のことです。
「オリオン座」「おおいぬ座」「こいぬ座」の3つを夜空に見つけやすい時期は、
12月~2月の末あたりです。
まずは、オリオン座を見つけましょう。
12月は、夜8時ごろになると東の空にオリオン座は見えます。
0時には、ほぼ南に見えるようになります。
2月になると、夜8時でも、ほぼ南の空高くにオリオン座の位置が変わります
オリオン座を見つけたら、赤く(オレンジに)光るベテルギウスを探します。
これで、冬の大三角形の1つが見つかったことになります。
今度は、「こいぬ座」のプロキオンと
「おおいぬ座」のシリウスを探します。
オリオン座が南東の空に見える時は、
プロキオンは東に、シリウスは南に見えます。
オリオン座が南西の空に見える時は、
プロキオンは南の高い位置に、シリウスは南の低い位置に見えます。
練習のつもりで、こちらの「冬の星座と冬の大三角 – YouTube」をご覧ください。
この映像で、オリオン座と赤く(オレンジに)光るベテルギウスを
見つけてください。
すると、大きな三角形を発見することができます。
■ 冬休みの宿題 冬の星座と星の名前の覚え方
冬の星座と星の名前の覚え方は、
すべての星座の覚え方があるわけではないようです。
多くの人が紹介しているのは、
試験に出るもの、受験に出題されたものです。
ということで、冬の大三角形の星座と星の名前の覚え方が出回っています。
つまりは、テスト用に覚えるので「語呂合わせ」です。
歴史の年号の語呂合わせと同じ方法です。
冬の大三角形の語呂合わせ
星座のほうは、「コイ!オオイヌよオリへ」と語呂合わせで覚えます。
並びは、こいぬ座、おおいぬ座、オリオン座の順番です。
星の名前のほうは、「冬にプロはシらベテル」という語呂合わせです。
並びは、プロキオン、シリウス、ベテルギウスとなります。
■ まとめ
冬の大三角形は、3つの星が作る三角形のことです。
その3つの星は、「オリオン座」の赤い1等星ベテルギウス、
「こいぬ座」の1等星プロキオン、
「おおいぬ座」のシリウスです。
冬の大三角形を見つけるには、
オリオン座を見つけることから始めます。
オリオン座を見つけたら、赤く(オレンジに)光るベテルギウスを探します。
それから、残り2つの「こいぬ座」のプロキオンと
「おおいぬ座」のシリウスの位置を確認します。
オリオン座が南東の空に見える時は、
プロキオンは東に、シリウスは南に見えます。
オリオン座が南西の空に見える時は、プロキオンは南の高い位置に、
シリウスは南の低い位置に見えます。
今回、アップさせてもらった動画で、
冬の大三角形を見つける練習をしてみてください。
動画の中で見つけるだけでも、ちょっと感動しますよ。