今回の話題は、
エアコンの室外機からの悪臭の原因と掃除の依頼をする場合の費用です。
このページでは、エアコンの室外機の仕組みについてお伝えしています。
室外機の役割を理解しないと誤解が伝わってしまいます。
ポイントを先に言うと、
エアコンの室外機の悪臭が室内のエアコンから送風されることはありません。
そのあたりをよく確認してください。
■ エアコン室外機からにおう臭い匂い悪臭の原因は?
エアコン室外機からの悪臭が室内に送り込まれることはありません。
室内で悪臭がする場合は、エアコン内部のカビによるものです。
もし室外機から悪臭がするとしたら、外だけで起こっていることが原因です。
何か、腐敗物がベランダにあるとかの悪臭です。
室外機は、外の空気を室内に取り込むことはありません。
室外機の仕組みとして、
エアコン室外機とエアコン本体の間では
空気のやり取りは行われていません。
外で、車の排気ガスがひどくても室内に侵入することはありません。
行われているのは、冷媒ガス(れいばいがす)のやり取りだけです。
冷媒ガスは、エアコンが室内の気温を上げたり下げたりするために
使用されている各種の物質のことです。
冷蔵庫が庫内を冷却する仕組みにも使用されています。
詳しくは、 PanasonicのQ&Aページの
「エアコンは外気を取り込むの? 」をご覧ください。
エアコン室外機からの悪臭がする時は、
近くに汚物などの悪臭の原因となるもがないかを確認してください。
■ エアコンと室外機掃除は一緒にした方がいい?かかる費用は?
一般的には、エアコンと室外機掃除は一緒にしたほうが良いと
すすめている意見が多いです。
しかし、あるエアコンクリーニング専門店さんの見解としては、
「室外機を洗浄せずとも室内への衛生面の影響はありません」とあります。
先ほどお伝えしたように、
「室外機と室内機の間では空気のやり取りは行っていない」からです。
また、室外機はもともと外に設置するように作られているので、
メンテナスンスを必要としないようになっています。
掃除したほうが良い場合は?
室外機のプロペラファンが回転することで「排気放熱」しています。
排気放熱の効率が悪くなった場合は、洗浄したほうが良いのだそうです。
チェックポイントは、室外機の裏側の熱交換器。
薄い金属板の隙間がホコリなどで詰まっていなければ、
わざわざ業者にお金を出して洗浄を依頼する必要はないようです。
ここまで読んでいただいた印象で、
室外機を掃除するかどうかの判断はお任せします。
掃除業者に相談すると、掃除したほうが良いと言われます。
掃除をしたほうが電気代の効率が良くなるという理由からです。
その電気代とクリーニング費用を比べて、どうか?
というあたりも考えてみてください。
参考までのどれくらいの費用かも調べてあります。
室外機のクリーニング費用の相場
6,000円~8,000円
エアコン本体と室外機のセットでのクリーニング費用の相場
10,000〜13,000円程度です。
■ まとめ
室外機を洗浄しなくても、室内への衛生面の影響はありません。
今回の内容を調べるにあたり、
PanasonicのQ&Aページとエアコンクリーニング専門店さんの
コメントを参考にさせていただきました。
本文を読んでいただいた印象で、
室外機を掃除するかどうかの判断はお任せします。
掃除業者に相談すると、掃除したほうが良いとは言われます。
掃除をしたほうが電気代の効率が良くなるという理由からです。
本文でもお伝えしたように、
その電気代とクリーニング費用を比べて、どうか?
というあたりも考えてみてくださいね。
もし室外機の調子がおかしいと思うのであれば、
掃除業者に相談するのではなく、
先にエアコンメーカーのほうに問い合わせたほうが良いです。
無駄なお金を払ってしまわないようにご注意いください。