菜の花の収穫量は、千葉県が主産地です。
そう言うと、食用を思い浮かべる人のほうが多いのでしょうか。
でも、菜の花は食べるばかりではありません。
歌にもなるように春を感じさせてくれる菜の花畑は、
一面を黄色に埋め尽します。
全国各地に私たちを癒やしてくれる観光スポットがあります。
今回は菜の花を目で見て楽しんでいただくために、
千葉県・房総の「菜の花」の見ごろと穴場スポットをお伝えしていきます。
■ 菜の花の見ごろ
菜の花の見ごろは、2月~5月です。
これは、全国という範囲で考えた期間です。
菜の花は、早咲きのところもあれば、
遅咲きのところもあるというわけです。
ですから、菜の花畑を見られるのは
観光スポットによって少しずつ期間が違います。
桜の花のように雨が降れば一瞬にして見ごろを失う心配はないので、
遠出をして鑑賞するには菜の花畑には期間の余裕があります。
■ 房総おすすめの穴場スポット
千葉県・房総の「菜の花」有名な観光スポットは、マザー牧場です。
マザー牧場の公式サイトの案内によると、
2月下旬~4月中旬に、約350万本の「菜の花」が
マザー牧場の全域に咲くそうです。
気温の関係で、咲き始める時期が遅れる場合もあるようです。
お出かけの際は、入場料金、交通アクセスとともに、
公式サイトのアナウンスをチェックしてくださいね。
穴場スポット
車掌さんもアナウンスする小湊鉄道沿線
小湊鉄道沿線では、菜の花畑を見られる場所に近づくと
「ご覧ください」と車掌さんもアナウンスすることで知られています。
小湊鉄道は、千葉県のJR「五井駅」から出ているローカル線です。
駅を降りて菜の花畑を見られる場所には、石神の菜の花畑があります。
「養老渓谷駅」から徒歩15分のところです。
ただ、鉄道好きの皆さんの撮影スポットになっているので
ファミリー向けではないかもしれません。
車窓からの景色も楽しむ人も多く、
見ごろは3月下旬~GWあたりまでとなっています。
いすみ鉄道沿線のムーミン列車
いすみ鉄道は、千葉県のいすみ市・大多喜町を走る路線です。
いすみ鉄道には、ムーミン列車と呼ばれるローカル列車が走っています。
黄色い車体に、ムーミン谷のキャラクターたちが
ペイントされています。
田園風景の中、駅などにも、
ムーミンやスナフキン、ミィなどを発見することができます。
菜の花の見ごろは、
3月中旬から4月中旬まで、全線26.8kmのうち約15kmで咲きます。
鴨川市の菜な畑ロード
穴場と言うには失礼かもしれません。
ファミリーで出かけるには、鴨川市の菜な畑ロードがおすすめです。
花摘み体験(有料)やミニSL運行(有料)などもある
イベントが開催されます。
菜な畑ロード2018は、1月20日から3月11日となっています。
道の駅 とみうら枇杷倶楽部
枇杷倶楽部ですから、
枇杷オリジナル商品がおすすめな観光スポットではあります。
オープンテラスカフェもあり、びわソフト、
びわ葉ぱん、びわ葉カップケーキなども食べられます。
菜の花畑の見ごろは、2月中旬~3月中旬。
いちご狩りの時期(1月~5月GW・予約制)と重なっているので、
上手に予定を組んでみてください。
房総フラワーライン
車でおでかけなら、
海も菜の花も見られる房総フラワーラインもあります。
見ごろは、1月から2月です。
房総フラワーライン周辺のご当地グルメも検索して、
ドライブしてみてください。
■ まとめ
菜の花の見ごろは、2月~5月。
ただし、それぞれの観光スポットで期間は少しずつ違います。
房総の観光スポットについては、ファミリー向けは、
マザー牧場、鴨川市の菜な畑ロード、とみうら枇杷倶楽部などがあります。
穴場スポットとしては、小湊鉄道沿線、いすみ鉄道沿線、
房総フラワーラインで菜の花を楽しむことができます。