今回の話題は、ボランティアとチャリティーの違いです。
ボランティアはゴミ拾いをする人たちのことを
指すことがありますよね。
たくさんの人が行き交う駅前や人が集まったあとの場所で、
他人が散らかしたゴミを拾う活動はボランテイアと呼ばれます。
チャリティーと呼ばれるものには、
チャリティーグッズがあります。
その収益を寄付することで支援されます。
例えば、エイズチャリティーや
DV被害者支援チャリティーというものがあります。
このページでは、
「ボランティアとチャリティーの表現での使われ方の違い」
「ボランティアとチャリティーはどちらも無料奉仕なの?」
「ボランティア精神とチャリティー精神の違い」をお伝えしていきます。
ボランティアとチャリティーの表現での使われ方の違い
ボンランティアという表現が使われるのは、
地震や台風などによる災害があった時に、
奉仕活動をする人たちや活動そのものを指していることが多いです。
2020年の東京オリンピックに向けても、
「ボンランティア募集」と呼びかけられました。
チャリティーという言葉が使われる例として、
わかりやすいものには募金を集めるテレビ番組があります。
また、チャリティーには、
チャリティーコンサートやチャリティーショー、
チャリティー募金、チャリティーバザー、
チャリティーオークションという使われ方があります。
ボランティアとチャリティーはどちらも無料奉仕なの?
言葉の意味から探っていくと、
どちらも無料奉仕と言えるでしょう。
語源や考え方、活動の形まで含めて考えると、少し変わってきます。
ボランティアの言葉の意味を調べると、
「自由意思」を意味するラテン語の「ボランタス」が語源となっています。
考え方としては、労働、技術、知識を提供することです。
姿勢としては、社会問題の解決や必要とされている活動に
共感して自主的に参加するということになります。
チャリティーの言葉の意味を調べると、
「慈善」という意味のラテン語の「カリタス」が語源となっています。
活動の形としては、募金を集めることを目的として
活動することが多いです。
例えば、身体障害者の支援、交通遺児の支援、貧困地域の飢餓救済、
紛争地域の難民救済などがあります。
募金を集めるテレビ番組の例で説明すると、
タレントさんのギャラはスポンサーから出るという仕組みです。
集められた募金から、タレントさんのギャラが支払われるわけではありません。
集められた募金は、寄付という形で支援や救済に使われます。
ボランティア精神とチャリティー精神の違い
ボランティア精神とチャリティー精神の違いを調べていると、
次のようなことにたどりつきました。
正しい分け方であるかどうかは別として、
Wikipediaのまとめ方によると、
「ボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、無償性、先駆性である。」
「チャリティーとは、慈愛・博愛・同胞愛または慈善の精神に基づいて行われる
公益的な活動・行為もしくはそれを行う組織のこと。」となっています。
ボランティア活動を通して、
生きることについて何かを学ぶというシステムが
取られることはあります。
チャリティーは愛の表れそのものなので、
何かを学ぶシステムとして用いられることはあまり聞かれません。
調べてみて個人的に受けた印象は、
ボランティアは行動の精神、チャリティーは愛の精神です。
まとめ
今回は、ボランティアとチャリティーの違いについてお伝えしました。
人のために何かをやる時の参考にしていただければ幸いです。