今回の中心の話題は、
「赤ちゃんにテレビを見せていいのはいつから?」です。
赤ちゃんの年齢ですね。
何歳になったらテレビを見せても良いのか?というお話です。
このページでは、
「赤ちゃんにテレビを見せていいのはいつから?」と
「赤ちゃんにテレビをつけっぱなしの影響は?」をお伝えしていきます。
■ 赤ちゃんにテレビを見せていいのはいつから?
国際的に共通している基準があるというのは、
今のところ見かけません。
一つの目安になるものとしては、
公益社団法人「日本小児科学会」からの提言があります。
それは、「2歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを
長時間見せないようにしましょう。」というものです。
心配している内容は、
『長時間視聴は1歳6ケ月時点における意味のある
言葉(有意語)の出現の遅れと関係がある』ということで、
注意を促しています。
ただし、これは実験ではなく調査です。
テレビを見せた赤ちゃんとテレビを見せなかった赤ちゃんを
比べたデーターがあるわけではありません。
見えているか?見えていないか?で考えると、
生後3か月くらいの赤ちゃんで、
ママを見て笑うようになっていますよね。
色についてもわかるようになってきて、
生後7ヶ月ころには視力も上がってきます。
テレビを見て、赤ちゃんが何かを学習しているのかどうかは
定かではありません。
テレビは必要であるかないかで言えば、
必ず見せないとダメなものではないですよね。
見せなくても、赤ちゃんは育っていきます。
■ 赤ちゃんにテレビをつけっぱなしの影響は?
赤ちゃんにテレビをつけっぱなしにして見せるのは、
大人の都合で見せていることがほとんどです。
静かに大人しく見てくれている間は、
その間は、ママは育児から解放されたようになり、
ひと息つくことができます。
「このまま寝てくれたらいいのになぁ」と考えることもありますよね。
それで、育児の疲れを癒やすことができるなら、
少しの時間はテレビに頼って良いと思います。
先ほどの「日本小児科学会」からの提言では、
赤ちゃんにテレビをつけっぱなしの影響は、
言葉(有意語)の出現の遅れ」と関係しているというものでした。
その調査による提言は、
「言葉は、ママが話しかけて覚えさせましょう」という呼びかけにもなっています。
発達や成長に影響があるとはいうことではないようです。
ママさんたちの実感としては、
赤ちゃんにテレビをつけっぱなしにして見せていると、
「お昼寝の妨げになること」や
「生活リズムが不規則になること」を心配しています。
テレビをつけっぱなしにする時間は、
ひと息つくくらいにして、
赤ちゃんの生活リズムに影響が出ないようにしておいたほうが良さそうですね。
■まとめ
今回は「赤ちゃんにテレビを見せていいのはいつから?」と
「赤ちゃんにテレビをつけっぱなしの影響は?」をお伝えしました。
「日本小児科学会」からの提言は、1つの目安になりますね。
「2歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを
長時間見せないようにしましょう。」というものです。
実際のところでも、
テレビを見せることによって、赤ちゃんのお昼寝の妨げになったり、
生活リズムが不規則になったりすることにならないようにはしたいものです。