紫陽花が白になるのは何で?原因は土にある!?

 

4月を目前に控え、暖かくなってきています。

お庭にお花を植えたい、育ててみたいと思う人も多いと思います。

お庭のお花の定番というと何でしょう?

チューリップやパンジーといったお花も綺麗で華やかになりますよね。

また、うまく育てれば毎年咲く花に紫陽花があると思います。

今回はその紫陽花の色について、まとめてみました。

 

スポンサーリンク

紫陽花が白になるのは何で?原因は土にある!?

私の祖母宅の庭にも紫陽花があり、梅雨の季節に立派な花を咲かせます。

雨が続く憂鬱な時期に清々しい気持ちにさせてくれます。

 

紫陽花の色というと、赤系の紫色、青系の紫色が

良く見かける定番のように思いますが、

場所によって紫色が強く出ている花もあり様々ですよね。

紫陽花の花の色は土の酸度によって決まるといわれています。

一般的に土壌が酸性ならば青色、

アルカリ性や中性ならば赤色といわれています。

 

紫陽花がもっているアントシアニンと土壌が

酸性の時にアルミニウムが溶け出し、

紫陽花に吸収され青色になると言われています。

アルカリ性や中性だとアルミニウムは溶け出さず、

赤色になると言われています。

 

最近では白い紫陽花を見かけることがあります。

白い紫陽花はアントシアニンを持たないので土壌が酸性、

アルカリ性関係なく白くなります。

白い紫陽花はアメリカで品種改良されたもので、

アメリカノリノキ、アナベルと呼ばれています。

寒さや乾燥に強く、育てやすく改良されています。

 

先ほど、紫陽花の色は土壌の酸性度で決まると説明しましたが、

白い紫陽花に関しては土壌との因果関係はありません。

 

紫陽花に様々な色がある原因は?

 

スポンサードリンク

 
先述した通り、紫陽花の青色、赤色は土壌の酸性度で決まります

土壌のアルミニウムが紫陽花の根に

吸収されるかは土壌のPH(ペーハー)値が関係しています。

PH値とは、酸性、中性、アルカリ性を14段階で表したもので、

中間の7を中性とし、0に近いほど酸性に、

14に近いほどアルカリ性を示しています。

日本は雨が多いため、土壌の多くは弱酸性であることから

青系の紫陽花をよく見かけますね。

では赤系の紫陽花を日本で育てることはできるのでしょうか?

 

紫陽花を好みの色にするには?

青色や赤色の紫陽花の色は土壌で決まるので、

酸性やアルカリ性の土壌を作ることが大事です。

花を青色にしたい場合は酸性の肥料やアルミニウムを含む

ミョウバンを与えればよいという説があります。

 

では、アルカリ性にしたい場合には?

お手軽に土壌のPH値を調整できるものはないでしょうか?

調べたところ市販の肥料も色々あります。

以下通販サイトAmazonで購入できます。

 

酸性の土を作るのにおすすめの肥料

  • ブルーベリーのピートモス(花ごころ)

花ごころ ブルーベリーのピートモス 5L

新品価格
¥374から
(2019/2/4 17:20時点)

  • アミノール青アジサイ専用肥料 (アミノール化学研究所)

アジサイ専用肥料 青花用 800g(400gx2箱セット) 酸性肥料

新品価格
¥980から
(2019/2/4 17:17時点)

 

中性~アルカリ性の土を作るのにおすすめの肥料

    • ふりふり石灰(花ごころ)

花ごころ ふりふり石灰 650g

新品価格
¥326から
(2019/2/4 17:22時点)

    • アミノール赤アジサイ専用肥料 (アミノール化学研究所)

アジサイ専用肥料 赤花用 400g アルカリ性肥料

新品価格
¥670から
(2019/2/4 17:22時点)

また、「赤アジサイの土」「青アジサイの土」と

土そのものを通販で購入することも可能です。

 

紫陽花の挿し木時期に最適なのは4月から7月、

または5月~7月であれば増やしやすいと言われます。

この春、楽しみながら育ててみるのもよいかもしれません。